ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト、事故の詳細を語る

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先月、The White StripesのJack Whiteが起こした自動車事故は、彼の指に支障をもたらしただけでなく、完璧に計画が練られていた最新アルバム『Elephant』をプロモーションするツアーの日程にも支障をきたした。Whiteは先日、バンドの公式サイトに指の手術の様子を撮影した映像を掲載し、メディアのヘッドラインを飾っている。Whiteはさらに、事故後初めて、本当は何が起きたのか語った。

Whiteは、ガールフレンドのRene Zellweggerと一緒に故郷のデトロイトでドライブをしていたと英のNME誌に語っている。「75歳だか80歳だかの女性が、道路の真ん中を飛び出して、俺たちの真ん前を走ってたんだ。それを避けるのは不可能だった。誰も深刻な怪我をしなくてラッキーだったよ」

Whiteは、Reneとドライバーの女性が大丈夫なのを確認した後、問題があるのは自分だということに気付いたという。「よく見たら、自分の指が潰れてることに気が付いたんだ。すぐに“こりゃマズイだろ?”って思った。複雑骨折、皮膚から飛び出してたわけじゃないけど、内側で粉々になってるんだ。書けない、ピアノは弾けない、ギターも弾けない、何も創作活動が出来ない。靴の紐さえ結べないんだから」

Jackは休養を取るため自宅に帰り、一週間後、病院へ戻ったが、医師の診断は芳しくなかった。彼の指は正常に回復していなかったのだ。複雑骨折した骨は、元の状態に戻るのではなく別の方向に突き出していた。医者は、骨を固定するため3つの金属のネジを埋め込む手術をしなければならないと決定した。この結果、回復するのが予定していた以上に遅くなってしまった。

しかしながら、その後は順調のようだ。手術のおかげで、Jackは回復に向かっており、バンドはキャンセルされた16の振り替え公演の日程を発表している。振り替え公演は、11月10日のミルウォーキーからスタートする。この中には、ボストン、ニューヨーク、クリーブランド、デトロイトでの公演が含まれている。

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