メンバーの猛反対にもかかわらず、ミック・ジャガーがナイトを授与

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ローリング・ストーンズのフロントマン、ミック・ジャガーが、いよいよ“サー・ミック”と呼ばれることになった。ジャガーは12月10日、音楽での功績が認められ英国女王からナイトの爵位を授与される。

ジャガーのナイト爵位は18ヶ月前に発表されていたものの、バンドは40周年を記念した世界ツアーに忙しく、現在まで実現されなかった。

またそれだけでなく、ジャガーのナイト爵位は他のバンド・メンバーから猛反対を受けていたと言われている。キース・リチャーズは今年の9月、「彼の盲目的なバカさ加減には、冷たい、冷たい怒りを感じる」ときついコメントを発表。ドラムのチャーリー・ワッツは「俺はナイトなんて欲しくない。トニー・ブレアからは何ももらいたくないね。でもミックはホントに楽しんでるようだから、彼のために喜んでるよ」とやんわり皮肉った。

当のジャガーは、そんなことにはお構いなく単に驚きを表しただけだ。友人や家族は彼が女王から栄誉を授かることを面白がっていると言い、「そんなものを授与されるなんて考えてなかった、ホントになかった」とコメントしている。

「バンドは終わりだ」とまで言い切ったリチャーズは、当然のこと「(ジャガーを)“サー”と呼ぶつもりはない」そうだ。

Ako Suzuki, London
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