OO TELESA、レコ発ワンマン・レポ&アノ人のトリビュートALに参加決定!

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12/8、新宿ロフトにてダブルオー・テレサがワンマンライヴを行なった。11月に発表したアルバム『ダブルオー・テレサ』のレコ発となる。

ライヴバンド、ダブルオー・テレサのこの日の1曲目はやはり「喜劇王」。バンドのメイン・ソングライターである植木雄人(Vo&G)によるもので、“自分はバンドをやって、お客さんを笑わせることも、哀愁漂わせることもできるピエロみたいな存在”であることを示唆した曲。アルバムの1曲目でもあり、今のバンドのテーマソングともいえるだろう。こうして序盤からバンドも観客も心拍数をガンガン上げ、アルバム曲を中心に、ロッカーズの「恋をしようよ」のカヴァーも披露。

途中、上野智文(G)がヴォーカルを取りしんみりとひとり舞台で歌うソロコーナーに続き、植木も同様にソロコーナー。ワンマンライヴということで、贅沢かつチャレンジングな構想でもある。

そして、この日、ワンマンライヴを行なえた嬉しさを植木は臆面なく吐露。「今日はしつこくやっちゃうもんね。ワンマンライヴだからね。オレ、しつこい性格なんだもんね!」と始終ニコニコ顔。その後もしつこく(?)たっぷり演った後、「電光石火」「EMMA」など再び彼らの爆音ロックを聴かせてくれた。

勝手ながら、私、ダブルオー・テレサは植木のバンド、と思い込んでいた。たけどライヴを観るとどうだろう、メンバー4人でこそのダブルオー・テレサだった。途中、メンバーチェンジが行なわれたことなど微塵も感じさせないくらい4人が仲良くて、ただ楽しんでて、それゆえ演奏がよくなって、で、また楽しくなって、でまた演奏がよくなって……と相乗効果をとても感じさせるバンドなのだ。メンバー紹介のときの「こいつのベース(or ギター or ドラム)じゃないと俺は歌えません!」と植木が言うとおり、彼らが揃ってこそ、このパワーが生み出され、ライヴバンドなのだ。

文●星野まり子



【NEWS】2004年1月にリリースされるブルース・リーのトリビュート・アルバム『Walk On』にダブルオー・テレサが参加することが決定! ダブルオー・テレサ以外にも、Psycho le CemuSUGIZO他、ミュージシャンから格闘家まで参加予定。

【LIVE】
12/18 下北沢club Que
(問)下北沢club Que 03-3412-9979
12/22 大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE
(問)サウンドクリエーター 06-6357-4400
12/23 下北沢GARAGE
(問)下北沢GARAGE 03-5454-7277
12/25 新宿LOFT
(問)新宿LOFT 03-5272-0382
12/30 下北沢GARAGE
(問)下北沢GARAGE 03-5454-7277
12/31 新宿LOFT
(問)新宿LOFT 03-5272-0382
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