ジョン・レノンが育った家“メンディプス”で新しい管理人を募集中

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ナショナル・トラストが、ビートルズ・ファンの間で“メンディプス”として知られているジョン・レノンの家の新しい管理人を探している。レノンは、5歳のとき両親が離婚し、叔母のミミに預けられることになった。それがリヴァプールのメンローヴ・アヴェニューにあるこの家で、彼はここで18年間を過ごした。

“メンディプス”は、'02年、テーマ・ホテルに改造されるという計画に反対したレノンの未亡人ヨーコ・オノにより買い取られ、ナショナル・トラストに寄贈された。ヨーコは、「彼の寝室を、新婚さんのスイート・ルームにするなんてとんでもない。そのまま残しておきたかった」と話している。家は、昨年の3月から一般公開されており、現在までにおよそ7,000人ものビートルズ・ファンが訪れたという。

ナショナル・トラストは、初代の管理人が辞職するため、新しい管理人を募集している。管理人になるには、3月中旬から10月の間この家で生活すること、レノンがこの家に住んでいた時代に詳しいことという2つの条件を満たさなくてはならない。

ヨーコは、“メンディプス”を「ジョンと彼の才能が形作られた思い出の場所」と表している。ビートルズの初期の名作「She Loves You」はこの家のリビング・ルームで作られた。また、家の写真は、ビートルズの大ファンであるオアシスの3rdシングル「Live Forever」のジャケットにも使用されている。

Ako Suzuki, London
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