米ポップス黄金期を築いたバラードシンガー、バリー・マニロウが入院

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ポップシンガーのバリー・マニロウ(57歳)が1月31日、胸の痛みを訴えて入院したとAP通信が伝えている。

マニロウはニューヨークでミュージカル「Harmony」の権利を巡って係争中。裁判の疲労がたたってストレス性の胸部疾患を起こしたという。

AP通信によると、「Harmony」は昨年、フィラデルフィアで公演が予定されていたが、資金不足のため中止になった。マニロウは当時、母親の死も重なって「今が人生でいちばん苦しいとき。みんなに迷惑をかけてしまい本当に辛い」とNYポスト紙に語っていた。

バリー・マニロウはニューヨーク州ブルックリン出身。父親の影響をはじめ、音楽的に恵まれた環境で育つ。'75年、アルバム『歌の贈りもの』からタイトル・ナンバーの「歌の贈りもの」が全米No.1を獲得。グラミー賞を手にした。'78年のラテン・ヒット「コパカバーナ」は世界的に有名。'01年にはアルバム『ヒア・アット・ザ・メイフラワー』を発表している。

T.Kimura
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