バッド・ボーイのラッパー、ルーンが殺人未遂で逮捕

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P.ディディ率いるバッド・ボーイ・レコードのラッパー、ルーンが2月12日深夜にロサンゼルスの名門ライヴ・ハウス、ハウス・オブ・ブルースにて殺人未遂の罪で逮捕され、そして2月14日朝に仮釈放されたとMTV.comなどが伝えている。

事件が起きたこの日、ハウス・オブ・ブルースではリル・ジョン&ザ・イースト・サイド・ボーイズのアダルトDVDのリリースを祝ったパーティが行なわれていた。午前0時半ごろにルーンは友人二人とハウス・オブ・ブルースに入場しようとしたが、非常に混雑していたため警備員に入場を拒絶され、口論の際に警備員の胸を何度か突いたという。警備員は生命の危険な状態になり、近くの病院に運ばれた。現在のところ、ルーンを含む3人のうち、誰が警備員に危害を加えたかは調査中であるが、ルーンだけが100万ドルの保釈金を支払い、14日に仮釈放された。

1週間前のグラミー賞、そしてこの週末はNBAオールスター・ゲームのためロサンゼルスには多数のヒップホップ・アーティストが集結し、連日連夜、各所でパーティが繰り広げられており、今回事件が起きたパーティもその一環である。また、ハウス・オブ・ブルースは筆者もライヴを観る為に何度か足を運んだことがあるが、特にヒップホップ・イベントではセキュリティーがかなり厳重であり、小さいレベルのいざこざは今までも起きていた。

なお、ルーンは昨年、シングル「How You Want That」、「Down For Me」をヒットさせ、P.ディディがエグゼクティブ・プロデューサーを務めたアルバム『Loon』をリリースしている。

K.Omae, LA
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