デヴィッド・ボウイ来日公演開始。武道館と大阪城ホールで何かが起こる!

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ニューアルバム『REALITY』を引きさげてのワールドツアーも順調に進み、ヨーロッパ、北米、オーストラリアのツアーも大成功をおさめ、満を持して日本に上陸したデヴィッド・ボウイ。3月8、9日の日本武道館と11日の大阪城ホールのコンサートを目前にして意気上がるデヴィッド・ボウイが、それに先立つ3月8日の正午、記者会見を決行。日本公演に対する抱負を語ってくれた。

――日本の印象は前回の来日時と比べて変わりましたか?

デヴィッド・ボウイ(以下:ボウイ):二日間いろいろなところを回ったけど、そんなに変わってないね。日本を十分楽しんでるよ。前に来た時も、日本人はおしゃれだと思ったけど、今回はさらにその印象を強くした。僕はパーカーを着てるっていうのに(笑)。僕は京都が好きなんで、今回も大阪公演を利用して京都に行きたいと思ってる。観光客のいない穴場を回るのが楽しみなんだ。

――アルバム『REALITY』をリリースして以降、ライヴに変化はありましたか?

ボウイ:新曲をコンサートでやればやるほど力強くなっていくのがわかる。でもコンサートは新曲ばかりではなく、あまり知られていないアルバムからの曲もやるし、ヒット曲も盛り込んである。選曲にはかなり苦労したよ。最終的には自分が楽しめる曲を選んだつもりさ。

――今回の見どころは?

ボウイ:今回のショーは、かなりソリッドでそぎ落とされたものになる。ステージセットに凝ることはなくて、自分とバンドだけというシンプルな構成さ。よりヴィヴィッドに自分というものが客席にも伝わるようで、歌う曲の解釈もとても好評なんだ。自分にはこんなスタイルもあったのかと新しい発見だったよ。

今回のコンサートはソリッドで力強いものになると自ら語ってくれたボウイ。シンプルなアプローチで、どれほどの存在感を魅せてくれるのか、公演が楽しみだ。

<東京公演>
2004年3月8日(月) 日本武道館
2004年3月9日(火) 日本武道館
<大阪公演>
2004年3月11日 大阪城ホール
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