ラグフェア、CD発売記念ロング・インタヴュー第一部

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6人のハートが1つになる時 至高のハーモニーが生まれる
CIRCLE。そこには人が集まり出会いがある。そこから伸びる道は世界中に続く。人間の出会いや語らい、そして別れ。世界に広がる人間の夢。そんなモチーフを基に作られたのが、1年8ケ月振りの新アルバム『CIRCLE』だ。
ハーモニーとリズム。6人で支えあい強調しあわないと脆く崩れるアカペラという形態を突き進め、彼らが目指したのはどのような調和なのか。
テレビ番組やライヴ活動などで超多忙を極める6人に話を訊いた。時には自分を見失いそうになるほどの過酷な生活の中で、彼らは6人のハーモニーをどのように作り出してきたのか。
疲れ切っているはずなのに、時には爆笑を誘いながら、また時には沈着冷静の質問に答えてくれた。
この6人のコンビネーションをじっくり読んでほしい。

奥村政佳:
ヴォーカル
パーカッション

加納孝政:
ベース


土屋礼央:
テナー


荒井健一:
テナー


加藤慶之:
ハイテナー


引地洋輔:
バリトン


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コチラから

[ライヴスケジュール]
<RAG FAIR LIVE TOUR '04
   「CIRCLE」>

■2004.09.16(木) 府中の森芸術劇場
問:チケットふちゅう 042-333-9999
■2004.09.23(木・祝) 福井フェニックスプラザ
問:キョードー北陸 025-245-5100
■2004.09.24(金) 新潟テルサ
問:キョードー北陸 025-245-5100
■2004.09.29(水) 北海道厚生年金会館
問:WESS 011-614-9999
■2004.10.01(金) 広島アステールプラザ
問:夢番地広島 082-249-3571
■2004.10.03(日) 福岡市民会館
問:キョードー西日本 092-714-0159
■2004.10.04(月) 松山市民会館
問:デューク松山 089-947-3535
■2004.10.12(火) 愛知勤労会館
問:サンデーフォークプロモーション
052-320-9100
■2004.10.13(水) 愛知勤労会館
問:サンデーフォークプロモーション
052-320-9100
■2004.10.16(木) 大阪厚生年金会館
問:キョードー大阪 06-6233-8888
■2004.10.17(金) 大阪厚生年金会館
問:キョードー大阪 06-6233-8888
■2004.10.19(日) 仙台サンプラザ
問:キョードー東北 022-296-8888
■2004.10.24(金) 東京国際フォーラムホールA
問:ディスクガレージ 03-5436-9600
■2004.10.25(土) 東京国際フォーラムホールA
問:ディスクガレージ 03-5436-9600

「テーマに対するイメージや思いをすり合わせるっていう作業を途中でしました」(奥村)
──なんと1年8ケ月振りのアルバムですね。

引地洋輔(以下、引地):すごい久しぶりですよね。ミニアルバム『PON』とかも出してるんですけど、それにしても期間があきましたね。

土屋礼央(以下、土屋):決して暇だったわけじゃないんですけどね。ミュージシャンとしてひとくくりにできないようなことばかり、いろいろやってましたね。

──アルバムのレコーディングはいつごろから始まってたんですか?

加納孝政(以下、加納):録り始めたのは今年に入ってからです。レコーディングして他の仕事して、またレコーディングして他の仕事してというのをずっと続けてましたね。

土屋:集中してまとめて録ることができなかったんですよ。なかなか治らない風邪みたいに、テレビの収録とかプロモーション、そしてレコーディングがずーっと連続して入ってるわけですよ。

奥村:忙しかったね今年は。

土屋:これからですよ忙しいのは。これからは地獄ですよ。わかってることだけでもすでに地獄ですから、他に仕事が入ってきたら…。go to hellです。

奥村:10月にツアーが終わるまでは。

加納:今年は動こうって去年の暮れに皆で決意して。

土屋:でも、ここまで動くとは思ってもみなかった(笑)。間にテレビの収録(『おまたせ!!ラグ定食』)とかが入るから、その切り替えとか準備がね。あの番組は、皆さんの想像をはるかに超えた準備をしているので。

奥村:どのスタッフも、30分番組にはありえない時間のかけ方だって言ってます。

土屋:コントの中でもちゃんと歌ってるので失敗は許されないし。

荒井健一(以下、荒井):振り付けはどんどん付いてくるし。

──レコーディング以外の仕事が多すぎて、今作っているアルバムの全体像が見えなくなってきませんでしたか?

奥村:4月の「Old Fashioned Love Song」を録ってるときはまだテーマはなくて、いろいろな楽曲をレコーディングしていって、これらをまとめるキーワードは何だろうってメンバーで話し合って“CIRCLE”に決めたんです。全員の考えを一致させるために“CIRCLE”というテーマに対するイメージや思いを紙に書いてきてすり合わせるっていう作業を途中でしましたね。

──メンバーで集まるそういう時間を作ることすら大変だったでしょう。

引地:テレビの収録後ですね。朝方とか。

土屋:収録中は、次の収録のものを練習することで頭がいっぱいなんです。20時間くらい収録するんですけど、基本的に休憩はないんです。

奥村:一番すごかったのは、レコーディングをお昼から朝の6時くらいまでやって、そのままお台場に行って8時から翌日の朝の4時くらいまで収録して、またレコーディングに帰ってきて朝の9時半にやっと解散。

土屋:覚える時間がないのに、なんとかしなきゃいけないんで必死にやってました。よく身体が続いてるなって言ってくださいよ(笑)。

 
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