ハード・ファイ、母の死を語る

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デビュー・アルバム『Stars Of CCTV』がマーキュリー・アワーズにノミネートされた新人バンド、ハード・ファイのメンバーが、グラストンベリー・フェスティヴァルをキャンセルした理由、そして母親の死について語った。シンガーのリチャード・アーチャーの母親の病状が悪化し、バンドは急きょ同フェスティヴァルへの出演をキャンセル。残念なことに彼女はその後まもなく亡くなったという。

アーチャーは『Daily Mirror』紙のインタヴューでこう話している。「初めてのトップ10・シングルが生まれたと思った瞬間、世界が崩れ落ちた。俺たち、シングル(「Hard To Beat」)がチャートの9位に入った日に、グラストンベリーでプレイするはずだったんだ。でも、何もかも自分の思い通りに運ぶわけないよね」

アーチャーの母親は長年、透析療法を受けていたが、腎臓の移植手術を受け回復に向かっているかのように見えたという。「何もかも順調に見えた。元気になってきたって思ってたよ。それが突然、感染症を引き起こしたんだ。それが原因だった。まだ実感してない。いまは忙しくし続けてる。それしか自分のすべきことは思いつかないんだ」

今年最も活躍が期待される大物新人の1つ、ハード・ファイは11月に来日が決定。東京(11月14日、LIQUIDROOM)、大阪(15日、心斎橋クラブクアトロ)で公演する。

Ako Suzuki, London
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