7月7日、ピンク・フロイドのオリジナル・メンバー、シド・バレットが亡くなった。60歳だった。

バレットは、'65年に学友ロジャー・ウォーターズ、リチャード・ライト、ニック・メイソンと共にピンク・フロイド・サウンドを結成。「See Emily Play」「Arnold Lyne」などのヒット曲を生み出した後、1stアルバム『The Piper At The Gates Of Dawn』('67年)を発表した。しかし間もなく、ドラッグ過量摂取により精神のバランスを崩し、'70年にバンドを脱退。その後、2枚のソロ・アルバム(『The Madcap Laughs』『Barrett』)を発表したが、70年代半ばからはケンブリッジの実家に引きこもり隠遁生活を送っていた。

ピンク・フロイドのスポークスマンによると、「バレットは、穏やかに亡くなった」という。今後、身内だけで密葬が行なわれる予定。元バンド・メイトは「バンドは、シド・バレットの死を知り、当然のこととても動揺し悲しんでいる。シドは、バンド初期のガイド役であり、この先も後世に影響を与え続けるであろう遺産を残してくれた」と声明を発表している。

Ako Suzuki, London