マッカートニー「“Hey Jude”はお蔵入り寸前だった」
ビートルズの数あるヒット曲のなかでも代表曲のひとつである「Hey Jude」は、実はもう少しでお蔵入りするところだったそうだ。アレンジをめぐり、ポール・マッカートニーとジョージ・ハリソンの間で意見の衝突があったという。
Contact Musicによると、マッカートニーは当時のレコーディングはカオスと化していたと明かしたという。「僕がジョージの神経にさわることをしたんだと思うよ。その最もたるものは“Hey Jude”だ。ジョージはギターで僕のヴォーカルに応えようとした。ギャップを全部埋めようとしたんだ。さて、君だったらどうする? 波風立たないように、切り出さなきゃいけないよね。でも“そんなアレンジ欲しくない”って言わなきゃいけないんだ。この場合、間違いなく、ジョージはムッとしてた」
ほとんどはリハーサルだといわれているが、「Hey Jude」は1968年7月の2晩で25テイクもレコーディングされたそうだ。ジョージはムッとしたかもしれないが、アレンジに対するポールの主張は正しかったかもしれない。翌月リリースされたシングルは、全米で9週連続トップをキープ。アメリカのチャートにおけるビートルズの最長No.1シングルとなった。
Ako Suzuki, London
Contact Musicによると、マッカートニーは当時のレコーディングはカオスと化していたと明かしたという。「僕がジョージの神経にさわることをしたんだと思うよ。その最もたるものは“Hey Jude”だ。ジョージはギターで僕のヴォーカルに応えようとした。ギャップを全部埋めようとしたんだ。さて、君だったらどうする? 波風立たないように、切り出さなきゃいけないよね。でも“そんなアレンジ欲しくない”って言わなきゃいけないんだ。この場合、間違いなく、ジョージはムッとしてた」
ほとんどはリハーサルだといわれているが、「Hey Jude」は1968年7月の2晩で25テイクもレコーディングされたそうだ。ジョージはムッとしたかもしれないが、アレンジに対するポールの主張は正しかったかもしれない。翌月リリースされたシングルは、全米で9週連続トップをキープ。アメリカのチャートにおけるビートルズの最長No.1シングルとなった。
Ako Suzuki, London
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