グラストンベリー「スミスもジェイ・Zと同じくらい問題に」

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2008年、ジェイ・Zのヘッドラインが議論の的となったグラストンベリー・フェスティヴァルだが、主催者によると、1984年にザ・スミスが初めて同フェスに出演したときも同じくらい物議をかもしたのだという。

エミリー・イーヴィスは、BBC 6ミュージックでこう話した。「ジェイ・Zは意見が分かれたと思う。でも、1984年のザ・スミスも同じ位、賛否両論だったのよ。毎年、ホークウインド(70年代に活躍したサイケデリック・ロック・バンド)を期待しているような人たちは大反対してた。スミスがプレイするべきじゃないって思ってたのよ」

しかし、ザ・スミスのパフォーマンスを境にグラストンベリー・フェスティヴァルの有様が変わったという。エミリーの父で同フェスの創始者マイケルはこう話している。「彼らがプレイし始めた途端、オーディエンスがステージに殺到したんだ。モリッシーは彼らをステージに上げようとしてた。それを見たとき、(グラストンベリーの)すべてが変わったことを実感した。もうサンタナ・ファンの場所はなくなった。グラストンベリーはポップになったんだ」

元ザ・スミスのギタリスト、ジョニー・マーは当時のパフォーマンスをこう回想している。「ステージに上がろうとしているキッズがいたから、引っ張り上げたんだ。クルーに止められてちょっとすったもんだあった後に、俺たち、みんなをステージに上げ始めた。クレイジーなステージ・インベイジョンだったな。グラストンベリー初だったんじゃないかな」

2009年のグラストンベリー・フェスティヴァルは、いよいよ今週末(6月26~28日)開催。農場主にしてフェスの創始者、UKの音楽シーンに多大な影響力を持つようになり女王からCBEの勲章まで頂戴しているマイケル(73歳)は2年後に引退、娘のエミリーとその婚約者に後を譲る計画を立てているという。

Ako Suzuki, London
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