日本で一番標高が高い会場でのライヴ<ミルキーウェイコンサート2009>

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2009年8月22日(土)、北口本宮冨士浅間神社(一合目)から六合目までゴミを拾いながら登山するエコツアー、その後、標高2,325mに位置する富士山六合目の里見平・星観荘にて、2009年、日本で一番標高が高い会場でのライヴ・イベント<ミルキーウェイコンサート2009>が行なわれた。

このイベントは2012年を目標に富士山を世界文化遺産に登録めざす活動の一環で、2009年で6回目を迎えたもの。

このイベントに外国人歌手として初めて富士山六合目でライヴをする事となったインド人演歌歌手チャダと、お笑いコンビのエネルギーが参加、19:00にライヴがスタートとなった。エネルギーのまさにエネルギッシュな狂言コントに会場に集まった200名を越える登山者も大いに盛り上がった後、チャダが登場。30年ぶりの再デビュー曲「踊るマハチャダ」をはじめ、演歌の名曲計5曲を披露、会場は大きな歓声に包まれた。

チャダは、「エコは演歌の心に通じるものがある。ぜひ富士山を世界文化遺産に!おれも演歌で日本一を目指すぞ!」と薄い空気の中、語気荒く新たなる決意を、エネルギーは「ずっと綺麗な富士山でいて欲しい」と酸欠気味のコメントで場を沸かした。

<ミルキーウェイコンサート2009>
1.踊るマハチャダ
2.面影の女
3.酒よ
4.函館の女
5.星影のワルツ
6.冨士は日本一の山※全員で合唱
7.見上げてごらん夜の星※全員で合唱

※ミルキーウェイコンサート
富士山は、その雄大で華麗な姿は多くの人々に愛されているものの、実際の富士山は遠目で見るのとは違い、ゴミの投棄、し尿問題など環境問題を抱えている。その中で、富士山六合目の「星観荘」が富士山の素晴しさ、慈しむ心を訴求するため2004年からこのイベントを行なっており、2009年で六回目を迎えた。2009年は“心のふるさと「富士山」を想う~真夏の夜のいっとき、星を眺め、光・風・音を感じながら、富士山につつまれて見ましょう”をテーマに、北口本宮冨士浅間神社(一合目)から六合目までゴミを拾いながら登山するエコツアー、その後、標高2,325mに位置する富士山六合目で、2009年日本で一番標高が高い会場でのライヴが開催された。コンサート後には毎年好評を得ている自然写真家・牛山俊男による星の鑑賞会を実施。富士山を実際に知って、富士山の持つ不思議な魅力とエネルギーを体感してもらう内容だ。我々日本人にとって、かけがいのない存在である富士山。現在2012年を目標に世界文化遺産に登録すべく、各種活動が行われている。

◆富士山を世界遺産にする国民会議オフィシャルサイト
◆富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議オフィシャルサイト
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