ノラ・ジョーンズ、カラオケの持ち歌はガンズ・アンド・ローゼズ

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最新アルバム『ザ・フォール』では新しい制作陣を迎え、ロック・テイストを強めた作風が話題となっているノラ・ジョーンズだが、ノラの公式サイト内「ノラTV」によると、カラオケではロックをシャウトしまくっているのだという。

「(カラオケに)何度か行ってすごく好きなんだけど、飲まなければできないわ。(中略)ヘヴィ・メタルの曲とかを歌えるから、そういうのが楽しいの。自分の歌は歌わないわ。」

ノラの口からまさかヘヴィ・メタルという単語が出てくるとは思わなかったが、ちなみに誰の曲を歌のかを尋ねると、ガンズ・アンド・ローゼズだという。

「自分の普通の声で歌う曲は歌わない。カラオケで楽しいのは、まったく違う声の人の真似をしたり、声色を変えたりして歌うのがおもしろの。パロディっていう感じ?」とノラ。声に特徴のある人を真似て歌うのがツボのようだ。

幸運にもノラのガンズを聴くことができたスタッフによると「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」を激しくシャウトしていたらしい。雑誌のインタビューによるとニルヴァーナもかつては聴いていたとの発言もしており、やはり音楽の守備範囲も広く深く持っているようだ。ガンズを歌うのを聴かせてくれない?と聞くと「聴かせるわけにはいかないわ」とのこと。残念。

カラオケといえば、2ndアルバム『フィールズ・ライク・ホーム』の収録曲「ゾーズ・スイート・ワーズ」のPVは、カラオケ・スナックを舞台に日本人サラリーマンと思わしき客の前で歌うノラという設定だった。2010年には、本国アメリカでノラの楽曲を歌う映像をWEBで募集する「カラオケ・プロモーション」を実施する予定があるという。アメリカではノラの曲は「カラオケで歌う曲」として高い人気を誇っている。ノラにとってカラオケは切っても切れない存在のようだ。

2010年1月20日(水)、ノラ・ジョーンズは都内で1回かぎりのプレミアムなライブを行なう。『ザ・フォール』日本盤に貼付のステッカーで応募する、この完全招待制の超プレミア・ライブの応募締め切りは、12月25日(消印有効)。ガンズは聴けないだろうが、エレキを抱えたノラのロック・ナンバーをいち早く聴くことができるはずだ。

◆ノラ・ジョーンズ・オフィシャルサイト
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