イギー・ポップ「デヴィッド・ボウイ並みの隠遁生活を送りたい」

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イギー・ポップは、いずれ、旧友デヴィッド・ボウイのような隠遁生活を送りたいと考えているそうだ。

◆イギー・ポップ画像

英国の新聞『Independent』のインタビューで「最近、ボウイと話したか?」と問われたイギーは、こう答えた。「10年くらい前に電話をもらったよ。いくつかプロジェクトがあったんだが、俺はできなかった。だから、ただお喋りしただけだ。ホントにいい会話だったよ。“元気?”とか“なにしてた? 結婚? ガールフレンド?”とかそんなのだよ。それ以来話してない」

「彼はおそらくこの10年でいろんなことをしてきたに違いない。でも、それは俺らの知ったことじゃない。公けの場ではなんにもしなかった。俺は、それって素晴らしいと思う。敬服するよ。俺もそういう方向へ向かおうとしてるんだ。君ら(ジャーナリスト)と話すのはウンザリだ。嫌な意味で言っているわけじゃないけど」

現在、自身のアルバムを制作中のイギーはまだボウイの新曲「Where Are We Now?」を聴いていないそうだ。機会があればチェックするつもりだという。

ザ・ストゥージズは4月にニュー・アルバムを発売予定だといわれている。イギーはまた、ジョニー・デップと『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の監督ゴア・ヴァービンスキーが発案した“海賊”をテーマにしたコンピレーション・アルバム『Son Of Rogue's Gallery: Pirate Ballads, Sea Songs And Chanteys』に参加。これが2月19日にリリースされる。同作ではイギー、デップ、トム・ウェイツ、キース・リチャーズ、フランク・ザッパ、トッド・ラングレン、マイケル・スタイプ、マリアンヌ・フェイスフル、パティ・スミス、ニック・ケイヴらが伝統的な“海賊”の曲をカバー。キースとウェイツ、デップとスミス、スタイプとコートニー・ラヴなど興味深いコラボが満載されている。

Ako Suzuki, London
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