イギー・ポップ、ゴリラ姿のエルトン・ジョンに怯える

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Photo: Vincent Guignet

エルトン・ジョンは70年代、ゴリラの着ぐるみを着て現れ、イギー・ポップを怖がらせたことがあるという。

1973年頃の出来事で、イギーは当時、ドラッグの影響下にあったため、過剰反応してしまったようだ。彼は英国の音楽誌『Mojo』のインタビューで、その逸話を披露した。「俺はマジでぶっ飛んでたんだ。その前の夜、やり過ぎてて、立つのもマイク握るのもおぼつかなかった。そんな中、そのゴリラに会ったんだ。本物のゴリラじゃないことはわかったが、それを着た奴はものすごくデカく見えた」「誰が中にいるのかわからない。俺を殺そうとしているのかもしれないって思ったよ」

結局、中にいるのはエルトンだとわかったそうで、「彼は俺をちょこっと担ぎ上げ、連れ回した。あれはすごく面白かった」と話している。

イギー・ポップは、1月6日に約3年半ぶりの新作、通算19枚目のスタジオ・アルバム『Every Loser』をリリースする。今年75歳になった彼は、これからもライヴ活動は続けるが、「もうガタがきてる」ため、ステージからのダイブは止めると、最近『NME』紙のインタビューで話している。

ただ、彼は10年以上前にも同じような発言をしていた。2010年にいつものようにステージから客席へダイブしたものの、誰も受け止めてくれず、床へ落下したときに、今後はダイブを封印するとほのめかしていた。

Ako Suzuki
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