キッス「アルバム1~2枚出しただけのカート・コバーンはスーパースターとは言えない」

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キッスのジーン・シモンズは、スーパースターと認められるにはそれなりの長いキャリアが必要だと考えているそうだ。ゆえに、ニルヴァーナやエイミー・ワインハウスは、その域に達していないという。

ジーン・シモンズはTeam Rock Radioのインタビューで、彼が“ロック・アイコン”と見るアーティストの名前を挙げた。「そうだな、エルヴィス・プレスリー、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ザ・フー。1970年代からはエアロスミス、キッス、レッド・ツェッペリンなんかだな」

しかし、1984年から現在までの30年間はアイコンと呼べる存在がいないと続けた。「カート・コバーン? 違う。1~2枚しかアルバムがない。十分とは言えない。エイミー・ワイハウス?これもアルバム1~2枚だ。死んだからアイコンになるって? それは違う」

ジーン・シモンズは、この先もロック・アイコンが生まれる可能性は小さいと考えている。「次のザ・ビートルズ、プリンス、キッスのような存在は生まれないだろう。それをサポートするシステムがないからな。いまの若い連中は、アーティストが受け取るべきはずの金を払うのは避け、ダウンロードやファイルシェアリングすればいいって考えているんだから、レコード会社はやっていけない」

キッスは間もなく来日。幕張メッセ(10月19日)、大阪城ホール(21日)、武道館(23,24日)でプレイする。オフィシャル・サイト(www.kissonline.com/)では10月15日からサークルKサンクスで発売される“食べると口から炎が吐くほど辛い!!”というタイアップ中華まんのことも宣伝中。

Ako Suzuki, London
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