お宝ザクザク、ロニー・ジェイムズ・ディオをトリビュート

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スコーピオンズがレインボーをカバーすることは先日お伝えしたばかりだが、そのテイクが収録されるロニー・ジェイムズ・ディオのトリビュート・アルバムの詳細が明らかとなった。メタル界のサブちゃんロニー・ジェイムズ・ディオをリスペクトし、そこに集うのはメタリカ、アンスラックス、ロブ・ハルフォード、モーターヘッド、コリィ・テイラー、キルスウィッチ・エンゲイジ、グレン・ヒューズ、ルディ・サーゾ、ダグ・アルドリッジ…と、そうそうたるメンツである。

レインボーやブラック・サバス、ヘヴン・アンド・ヘルから自らが結成したディオまで、様々な伝説的バンドで驚異のボーカルを聞かせてきた稀代の才能は、ロック・シーンにおいて絶対的な存在であり、今もなおメタル界の揺るがぬアイコンである。しかしながらロニーは闘病生活の末、2010年に旅立ってしまった。

ロニー・ジェイムズ・ディオの経歴を称え、トリビュート作品として登場するのがアルバム『ディス・イズ・ユア・ライフ~ロニー・ジェイムズ・ディオ・トリビュート』だ。日本先行で2014年3月26日にワーナーミュージック・ジャパンよりリリース、USはRhino Recordsより4月1日に発売となる。アルバム売上の一部は、ロニー・ジェイムズ・ディオの死後設立された、ガンの研究や認識を広める活動をする非営利団体「ロニー・ジェイムズ・ディオ・スタンド・アップ・アンド・シャウト・キャンサー基金」(diocancerfund.org)に寄付される。

ロニー・ジェイムズ・ディオの妻でありマネージャーでもあるウェンディ・ディオがプロデュースしており、メタリカやモーターヘッド、スコーピオンズ、アンスラックスやロブ・ハルフォードといったメタル・シーンの大物達をはじめ、ロニーと共に活動をしてきたアーティスト達、そして、スリップノット/ストーン・サワーのコリィ・テイラーやヘイルストーム、キルスウィッチ・エンゲイジといった新世代を代表するアーティスト達が一堂に会する事となった。

ここにはロニー・ジェイムズ・ディオの様々な時代にスポットライトが当たる楽曲が散りばめられている。レインボー時代としては、「ア・ライト・イン・ザ・ブラック」「タロット・ウーマン」「スターゲイザー」「キル・ザ・キング」といった代表曲をメドレーにした9分の壮大な曲「ロニー・ライジング・メドレー」を披露するメタリカ、「王様の宮殿(原題: The Temple Of The King)」をカバーするスコーピオンズ、サクソンのビフ・バイフォードをゲストに迎え「スターストラック」を披露するモーターヘッド、ディオと何度もコラボレーションをしてきたヴィニー・アピス、ダグ・アルドリッジ、ジェフ・ピルソン、スコット・ウォーレンらとともに「銀嶺の覇者(原題: Man On The Silver Mountain)」を歌うロブ・ハルフォード…と、あまりに凄すぎて聴く前から鳥肌が立つ。

ディオの最後のメンバー達でもあるサイモン・ライト、クレイグ・ゴールディ、ルディ・サーゾ、そしてスコット・ウォーレンがグレン・ヒューズ(ディープ・パープル/ブラック・サバス)をボーカルに迎えて、レインボーの1975年のデビュー作に収録されていた「虹をつかもう(原題: Catch The Rainbow)」を披露していることも見逃せないハイライトだ。

アンスラックスとアドレナリン・モブは、ロニー・ジェイムズ・ディオのブラック・サバス時代の楽曲をカバーしている。「ネオンの騎士(現代: Neon Knights)」と「悪魔の掟(現代: The Mob Rules)」だ。また、ジミー・べイン、ローワン・ロバートソン、ブライアン・ティッチーというメンバーにオニ・ローガンをヴォーカルに迎えたラインナップは、アルバム『ディヒューマナイザー』に収録されている楽曲「I(アイ)」をプレイしている。

そして、ディオとして彼が発表した2枚のアルバム『情念の炎~ホーリィ・ダイヴァー(原題: HOLY DIVER)』(1983年作品)と『ラスト・イン・ライン(原題: THE LAST IN LINE)』(1984年作品)からの楽曲として、ドロによる「エジプト」、ヘイルストームは「ストレイト・スルー・ザ・ハート」を、そしてスリップノット/ストーン・サワーのコリィ・テイラーは、クラシックともいえる「レインボー・イン・ザ・ダーク」のカバーを提供。さらに、ジャック・ブラックとカイル・グラスからなるテネイシャスDは「ラスト・イン・ライン」をカバーし、キルスウィッチ・エンゲイジは2006年にカバー曲として発表しヒットを記録した「ホーリィ・ダイヴァー」をパフォーマンスしている。

今作の最後を飾る楽曲は、ロニー・ジェイムズ・ディオの圧巻のパフォーマンスが聴ける、今作のタイトルともなっている「ディス・イズ・ユア・ライフ」だ。この楽曲は1996年のアルバム『アングリー・マシーンズ』に収録されている楽曲で、長くロニーと活動していたキーボーディスト、スコット・ウォーレンのピアノをバックに美しいアレンジメントが施された曲だ。つまりは、全てがお宝なのである。アルバム『ディス・イズ・ユア・ライフ~ロニー・ジェイムズ・ディオ・トリビュート』、これが売れなきゃウソだ。

『ディス・イズ・ユア・ライフ~ロニー・ジェイムズ・ディオ・トリビュート』
2014年3月26日発売
WPCR-15630 / \2,457(本体)+税
1.ネオンの騎士(Neon Knights)─ アンスラックス *
2.ラスト・イン・ライン(The Last In Line)─ テネイシャスD *
3.悪魔の掟(The Mob Rules)─ アドレナリン・モブ
4.レインボー・イン・ザ・ダーク(Rainbow In The Dark)─ コリィ・テイラー *
5.ストレイト・スルー・ザ・ハート(Straight Through The Heart)─ ヘイルストーム *
6.スターストラック(Starstruck)─ モーターヘッド・ウィズ・ビフ・バイフォード *
7.王様の宮殿(The Temple Of The King)─ スコーピオンズ *
8.エジプト(Egypt(The Chains Are On))─ ドロ
9.ホーリィ・ダイヴァー(Holy Diver)─ キルスウィッチ・エンゲイジ
10.虹をつかまえよう(Catch The Rainbow)─ グレン・ヒューズ、サイモン・ライト、クレイグ・ゴールディ、ルディ・サーゾ、スコット・ウォーレン *
11.I(アイ)(I)─ オニ・ローガン、ジミー・べイン、ローワン・ロバートソン、ブライアン・ティッキー *
12.銀嶺の覇者(Man On The Silver Mountain)─ ロブ・ハルフォード、ヴィニー・アピス、ダグ・アルドリッジ、ジェフ・ピルソン、スコット・ウォーレン *
13.ロニー・ライジング・メドレー(featuring A Light In The Black, Tarot Woman, Stargazer, Kill The King)─ メタリカ *
14.ディス・イズ・ユア・ライフ ─ ディオ
* 未発表楽曲
※日本盤にはボーナス・トラックを追加収録予定

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