ブライアン・ジョンソン、認知症のチャリティ団体を支援

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AC/DCのブライアン・ジョンソンが認知症のチャリティ団体を支援しているようだ。マルコム・ヤングが認知症を患っていることが明らかになったばかりだが、ブライアンはイングランド北部ヨークシャーにあるスポーティング・メモリーズ・ネットワークに活動支援を申し出る連絡を入れたという。

◆AC/DC画像

同団体はうつ病や認知症を患う年配の男性を中心に、グループでスポーツに関する話をすることによって身体的および精神的な改善を目指している。ブライアンは、ニューカッスル・ユナイテッドFCの試合を見に行くお金がなかったため、代わりにゲーツヘッドFCの試合を観に父親とひたすら歩いたというエピソードを含めた、自身の幼少時代の数々の話を聞かせたそうだ。

「俺の親父がヒュー・ギャラハーが電車に飛び込んだ現場に俺たちを連れて行ったことは忘れられないよ。『息子よ、彼は最高のサッカー選手だったんだぞ』って言ってね」「親父はそのことに特に敬意を払っていたよ。ヒューイはニューカッスルでプレーして、1927年にはタイトルも勝ち取ったから、親父にとっては神のような存在だったんだよ。でもゲーツヘッドのほうが安かったから、そっちを観に行ったよ。それだったら昔の半ペニー(約1円弱)で行けたからね」

この小規模なチャリティ団体は、運営資金難により活動が危ぶまれていたこともあり、今回のブライアンの参加に感激しているという。トニー・ジェームソン=アレン取締役はノーザン・エコー紙に「2人で運営しているようなチャリティ団体が全世界でレコードを2億万以上売り上げているようなバンドのシンガーから連絡を受けるなんて、素晴らしい後押しですよ」と話している。
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