星野源、『NHK紅白』初出場で開口一番「有働さん、俺やったよ!」

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『第66回 NHK紅白歌合戦』の出場歌手が11月26日に同局にて発表され、記者会見には星野源ら10組の初出場歌手のうち7組が出席した。

◆星野源 『第66回 NHK紅白歌合戦』記者会見 画像

意気込みを訊かれた星野は、開口一番「有働さん、俺やったよ!」。病気療養中の頃に、総合司会を務める有働由美子アナウンサーから「紅白に出ていただきたい」というお手紙をもらっていたというエピソードを明かす。そしてあらためて、「音楽が好きで音楽番組が好きで。小さいころから見ていた番組に出られる、自分がこの場にいることができてうれしいです。一生懸命、白組頑張りたいと思います。」とコメントした。

また、2012年末のくも膜下出血での病気療養からここまでを振り返って、「2012年末に倒れまして、その後、約1年ほどお休みさせていただきました。自分にとってそのお休みというのは、中学生の頃の音楽を聴いて、音楽番組を見て、“うわぁー、すごいカッコイイ、すごい面白い、こんな音楽やってみたい”という、そんな気持ちを戻してくれた期間だったと思います。仕事が全く出来ず、家でただただ音楽を聴いたりテレビを見たりしていました。その中でいつか、もう一度、あっち(テレビの向こう)側に行きたいな、と。自分の中のピュアな部分、音楽って本当に面白いなと……たしか、『歌謡コンサート』だったと思うんですけど、坂本冬美さんの歌で号泣しまして。テレビの画面を通しているのに、なんで人間の感情とか日本の風景とか、今までの生きてきた歴史とかが伝わってくるんだろう、音楽って面白いなと、そんなことを思ったりしていました。そこから自分の音楽作りが変わってきたように思います。中学生の頃の気持ちで音楽が作れたと思います。そして復帰して初めての仕事が『紅白が生まれた日』というドラマの出演でした。そのドラマは終戦の日に、紅白歌合戦をラジオでやろうという、一番最初は『紅白音楽試合』というタイトルだったと思いますが、昔の番組のスタッフの皆さんが奮闘して音楽を届けるというドラマだったんですけども、そこで紅白の成り立ち、みんなの思いを知って、自分も出たいと思っていました。小さいころから憧れていた場所にこうして……1回バウンドしましたけど、もう1度戻ってこられて、しかもこういうきらびやかな素晴らしい場所に立つことができて、本当にうれしいです。ありがとうございます。」と、音楽との向き合い方が変わったこと、そしてあらためて復帰でき、さらに紅白に出場できる喜びを語った。

総勢51組が出場する『第66回 NHK紅白歌合戦』は、12月31日19時15分からNHK総合 / ラジオ第1にて放送される。

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