フー・ファイターズ、マルコム・ヤングを追悼

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フー・ファイターズが土曜日(11月18日)、メキシコ・シティで開かれた<Corona Capitol Festival>で、この日訃報が伝えられたAC/DCのマルコム・ヤングを追悼した。

◆<Corona Capitol Festival>画像

彼らは今回のツアーで、アンコールでAC/DCの「Let There Be Rock」をプレイしているが、この夜はそれをオープニングに持ってきて、デイヴ・グロールは「僕らは今夜、マルコムのためにロックンロールをプレイする」と話したという。ビッグ・スクリーンにはマルコムの写真が映し出されたそうだ。



グロールは公演前、マルコムを偲び、こんなメッセージをバンドのSNSに投稿していた。

「37年前、友人Larry Hinkleと僕は金曜の夜、ワシントンDCのアップタウン・シアターで上映されたミッドナイト・ムービーを観に行った。1980年。僕らは11歳だった。映画は『LET THERE BE ROCK』で、僕の人生を変えた。

あの映画、1979年パリのAC/DCのライブ・パフォーマンスは、ライブ・アンド・ロールがそうあるべき姿全てだ。汗にまみれ、解き放され、ラウド。完璧なバンドの容赦ないパフォーマンス。僕が音楽に我を忘れたのは、あれが初めてだった。バンドをやりたいって思ったのは初めてだった。僕はもはやギターをプレイしたくなかった。それを粉砕したくなった。

マルコム、あれらの曲、感覚、格好良さ、そしてあなたのロックンロールに理性を失ったあの年月をありがとう。今夜、僕はその通りやる。あなたのために。マルコム・ヤング RIP」

Ako Suzuki
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