矢野顕子と上妻宏光による“やのとあがつま”、始動

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矢野顕子と、三味線奏者の上妻宏光によるコラボユニット「やのとあがつま」が始動し、2020年3月4日(水)に1stアルバム『Asteroid and Butterfly』をリリースすることが決定した。

◆やのとあがつま 画像

民謡をモチーフに新たな音楽を提案するこのプロジェクトは、上妻からの「矢野さんと日本の民謡を音楽(= MUSIC)として創ってみたい!」という着想に、矢野が「上妻さんの“声”をもっと生かしたいと思いました。」と応じて始まったという。

二人の出会いは2013年。上妻がニューヨークで行われたアメリカ在住の和太鼓奏者の公演に出演した際、それを観ていた矢野と公演後に言葉を交わしたことをきっかけに、ニューヨークや日本でライブ共演を重ね、矢野のデビュー40周年公演や2018年発表の矢野のアルバム『ふたりぼっちで行こう』に上妻が参加したことでも親交を深めた。



今回二人がユニット「やのとあがつま」として発表するアルバムには、日本最古と言われている富山県民謡「こきりこ節」、宮城県民謡の櫓漕ぎ歌「斎太郎節」などの民謡カバーに加え、矢野顕子のデビューアルバム『JAPANESE GIRL』に収録された「ふなまち唄 Part I,II」に新たな息を吹き込んだ「ふなまち唄 Part III」、さらにこのアルバムのために書き下ろされた2曲の新曲を含む全9曲を収録する。



矢野顕子のピアノ・キーボード演奏、上妻宏光の三味線演奏はもちろん、曲ごとにそれぞれがボーカルをとり、日本の生活文化から生まれ、歌い継がれてきた唄の奥深さ、日本文化特有の“間”を持つ民謡を二人のフィルターを通して昇華。さらにゲストに、仙波清彦(Perc.)や、12歳の民謡歌手・白戸琴菜等を迎えている。

明日12月6日(金)0時より、アルバムの収録曲の中から「おてもやん」の先行配信がスタートする。英語歌詞を取り入れるなど、熊本民謡の「おてもやん」を2020年的解釈で大胆にアレンジしており、アルバムを象徴する1曲になっているとのことだ。

さらに、ライブツアー<やのとあがつま(矢野顕子&上妻宏光) Japan Tour 2020 - Asteroid and Butterfly ->が2020年5月から開催されることも決定した。公演の詳細や最新情報は、オフィシャルサイト(https://yano-et-agatsuma.com)に掲載されるので、気になった方はそちらをチェックしてほしい。

■1ST ALBUM 『Asteroid and Butterfly』

2020年3月4日(水)発売
【CD】
VICL-65280 ¥3,182+税
*紙ジャケット仕様

【LP(重量盤)】※日本コロムビアより同時発売
COJA-9384 ¥4,091 +税

<収録曲>
1 こきりこ節
2 おてもやん
3 会いにゆく
4 弥三郎節
5 あいや節
6 いけるかも
7 淡海節 (引き潮から満ち潮へ)
8 斎太郎節
9 ふなまち唄 PART Ⅲ

■先行配信「おてもやん」

12月6日(金)より配信
URL:https://jvcmusic.lnk.to/otemoyan
※ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて12月6日より配信開始!
※音楽ストリーミングサービス:Apple Music、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimited、AWA、KKBOX、Rakuten Music、RecMusic、Spotify、YouTube Music

■<やのとあがつま(矢野顕子&上妻宏光) Japan Tour 2020 - Asteroid and Butterfly ->

5月6日(水)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
5月10日(日)東京文化会館 大ホール
5月15日(金)米子市公会堂
5月17日(日)アルカスSASEBO大ホール
・・・and more

※この他の公演および、公演についての詳細は、やのとあがつま オフィシャルサイト( https://yano-et-agatsuma.com )、
各アーティストオフィシャルサイト( 矢野顕子 http://www.akikoyano.com )(上妻宏光  http://agatsuma.tv )
および、www.umu-llc.comにて順次公開いたします。

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