メガデスのデイヴィッド・エレフソン「全てメタリカのおかげ」

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メガデスのデイヴィッド・エレフソン(B)が、いまある道を開拓したのはメタリカだと、彼らの功績を称えた。

米デトロイトのラジオ局WRIFのインタビューで、メガデス初期、デイヴ・ムステインはメタリカの動向を注視していたかと問われたエレフソンはこう語った。「もちろん。僕らはみんな、メタリカの家系図の一枝だ。特にメガデスは、デイヴがそこにいたんだから。僕はメガデスで、デイヴを通じ分岐してる。全てメタリカのおかげだ。彼らは、僕らみんな、アンスラックス、スレイヤー、いまならラム・オブ・ゴッド、パンテラなんかのバンドのために様々なドアを押し破ってくれた。メタリカがいなかったら、これらは何も起きていなかった。巨大なゴリラが、ヘヴィ・メタルがそれまで入れなかったジャングルで道を切り開いたんだ」

「ミュージシャン、ファンとしての僕らの人生を変えた。僕は、彼らが僕らとBig Four公演をやったのは、和解の印だと思ってる。(アンスラックスの)スコット・イアンは、僕らみんな、同じ家族の兄弟みたいだって言ってた。その1人が家を出て、Microsoftになったんだ(笑)。それがメタリカだった。どうやってやったんだって思うよ。凄いことだ。世界を変えたんだ。でも、彼らは戻ってきて、僕らに和解を申し出た。“俺ら、同じところにいたじゃないか。俺らが一緒にやってきたことを祝おう”ってね。メタリカのカッコよさがよくわかるよ」

メタリカ、メガデス、アンスラックス、スレイヤーのスラッシュメタル四天王は、2010年と2011年にヨーロッパ、アメリカで<Big Four>公演を計14回開いた。

Ako Suzuki
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