ブライアン・ジョンソン「掃除機CMの仕事があったから、AC/DCのオーディションを受けることにした」

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Photo: Josh Cheuse

ブライアン・ジョンソンは、これまで何度も、AC/DCのオーディションと掃除機のCMソングのレコーディングが同じ日にあったとの逸話を語ってきたが、あらためてAC/DC加入のきっかけを問われ、そのCMの仕事が舞い込んだがために、一度は断ったオーディションを受けることにしたと話した。

◆ブライアン・ジョンソン動画

ブライアンは今月初め、「何度も話しているが、みんな、何度も聞きたがる」と、 “どうやってAC/DCに加入することになったのか?”という質問に対する回答の“公式ヴァージョン”を YouTubeのブライアン・ジョンソンTVに投稿した。

ブライアンはそこで、「変な日だった。ニューカッスルにいるときドイツなまりのある女性から電話があって、ロンドンへ来て、あるバンドのオーディションを受けて欲しいと言われた」と話し始めた。どのバンドか教えてもらえず、ロンドンへの旅費もなく、最初から心を惹かれることはなかったそうだ。AC/DCだとほのめかされた後も、「彼らは素晴らしいバンドだ。でも、僕は32歳で、賞味期限切れだ。彼らが興味を持つはずがない。無駄足になる」と断ったという。

ところが、そのすぐ後に「Andre Jacqueminというモンティ・パイソンの音楽をやってた人」からCMソングの録音の依頼があり、どうせロンドンへ行くならオーディションも受けてみようと心変わりしたそうだ。「(Jacqueminから)3日後だって言われて、さっきの女性に電話をかけ直し、3日後なら行けるって伝えたら、それでいいって言われた」

そして、ブライアンは3日後、CMソングのレコーディングを行い、オーディションに向かい、人生が大きく変わることになった。なんと、その数日後にはAC/DCのアルバム(『Back In Black』)のレコーディングのためバハマ行きの飛行機に乗り込んでいたという。


ブライアンはオーディションで、「Whole Lotta Rosie」と「Nutbush City Limits」(アイク&ティナ・ターナーのカヴァー)を歌ったと言われている。

Ako Suzuki
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