ブルース・ディッキンソン、アイアン・メイデンのツアーで「飛行機は操縦しない」

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パイロットの資格を有し、これまでアイアン・メイデンのツアーでも移動の際、飛行機を操縦してきたブルース・ディッキンソンだが、その任は退くそうだ。

最近、AP通信から「世界ツアーと言えば、再びエド・フォース・ワンを操縦するのか?」と問われたディッキンソンは、「いや、いや、いや。俺ら飛行機は利用するが、俺は後ろに乗るよ。おいおい、俺は63だぜ。8月で64歳だ。65歳になってパイロットやってたら、後ろに追いやりたくもなるだろ。だから、俺は後ろに座ってあれこれ指示する側になるよ」と答えた。

アメリカ連邦航空局や国際民間航空機関では、職業パイロットの定年を65歳としているという。

ディッキンソンは90年代に飛行訓練を受け、英国のアストライオス航空のパイロットを務めていたこともある。2006年にレバノン侵攻が起きた際、英国民を本国に移送したり、2008年アフガニスタンからイギリス空軍のパイロットたちが帰還するフライトを操縦する等貢献した。

アイアン・メイデンは、5月にヨーロッパで、2019年10月以来となるツアーを再開する。

Ako Suzuki
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