アイアン・メイデンのスティーヴ・ハリス「自伝は書きたいが、ブルースのようにはいかない」
adels, CC BY 2.0
アイアン・メイデンの創設メンバー、スティーヴ・ハリス(B)は、自伝の執筆に興味はあるものの、片手間にはできず、まだ先のことになりそうだという。
米SiriusXMの番組『Trunk Nation』のインタビューで、自伝のようなものを執筆する気はあるかと問われたハリスは、こう答えている。「どこかの時点で、本は書いてみたいね。でも、時間が問題だ。ツアーに出ていなくても、僕にはやることがいっぱいあるから。本を書くには……、僕はブルース(・ディッキンソン)のようにはできない。彼は1度に10個くらいのことをやってる。公演前に楽屋で(自伝を)書いてたって言ってたよ。僕にはそれはできない。僕はやるぞって決めて、もっと順序だってやらないと。自分の場合、時間がかかるのはわかってる。でもああ、やりたいと思ってるよ。多分、初期の時代について書くことになるんじゃないかな」
フロントマンのブルース・ディッキンソンは、2017年秋に自伝『What Does This Button Do?』を出版し、『The New York Times』紙のハードカバー・ノンフィクション部門のベストセラー・ランキングで10位につけた。
アイアン・メイデンは2024年のツアーは9月にスタート予定だが、ハリスはもう1つのバンド、ブリティッシュ・ライオンの活動もある。彼らは今週、アメリカのクルーズ・フェスティバル<Monsters Of Rock>に出演した。
アイアン・メイデンは9月22~29日に約8年ぶりとなる日本ツアーを開催する。
Ako Suzuki
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