スラッシュ、「November Rain」のMV撮影「死ぬかと思った」

ポスト

スラッシュは、ガンズ・アンド・ローゼズが1992年にリリースした楽曲「November Rain」のミュージック・ビデオの撮影で、「今日、俺は死ぬんだ」と観念したそうだ。

◆「November Rain」動画

彼が教会の前でギター・ソロを演奏するシーンがあるが、スラッシュは事前にどう撮影するのか知らされておらず、迫り来るヘリコプターにもう終わりだと思ったという。「November Rain」のリリースから30年が経った今月、スラッシュは『Yahoo! Entertainment』のインタビューでこう振り返った。「(監督は)ヘリコプターで俺を爆撃撮影するとは言ってなかった! 俺がセットの中に立ち、自分のやるべきことをやり始めたら、ヘリコプターが行ったり来たりしているのに気づいた。ものすごいスピードで、めちゃくちゃ低空飛行だった。俺は、“ああ、今日がこの世での俺の最後の日になるんだな”って思ったよ。多分、死ぬんだろうって観念したわけだ。当時の俺は、死ぬことがあまり怖くなかった」

「とにかく、撮影しているときは、どんなものができるのか全く見当がつかなかった。でも、完成したのを見たときに、かっこいいじゃないかって思ったよ」

スラッシュは「November Rain」に限らず、コンセプトや撮影方法などミュージック・ビデオの制作全般に関心がないという。

「November Rain」は2018年7月、YouTubeでの視聴回数が10億回を突破。90年代に発表されたミュージック・ビデオでは初の快挙となった。




Ako Suzuki

この記事をポスト

この記事の関連情報