暴漢に襲われたデフ・レパードのリック・アレンが声明を発表

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(C) Ross Halfin

滞在していた米フロリダ州のホテルの外で暴漢に襲われたデフ・レパードのドラマー、リック・アレンが、事件後初めて声明を出した。

◆リック・アレン画像

地元のメディア『7 News Miami』は先週初め、アレンが外でタバコを吸っていたところ、柱の後ろに隠れていた19歳の男が全速で駆け寄り、彼を殴り倒したと伝えていた。警察の調書によると、アレンは「地面に頭を打ちつけ、怪我を負った」という。男はアレンを助けようとした女性にも暴行を加え、その場から逃走したが、近くで車の窓を割ろうとしているところが見つかり、逮捕された。

アレンは日曜日(3月19日)、妻ローレンさんと連名で以下のような声明をソーシャルメディアに投稿した。「みんなからの圧倒的な支援に感謝する。君らの愛と祈りが本当に助けとなっている。有難いことに、事件が起きたとき、妻のローレンはその場にいなかった。僕らはいま一緒におり、安全な場所で回復に努めている。全ての関係者が癒されることに心を注いでいる。僕らは混乱と衝撃から慈悲と理解へ移行しようと努力しており、君らにもそれに加わってほしい。僕らはこういった暴力行為が多くの人々を誘発しかねないと理解している。ファンたち、兵役経験者たち、国際社会におけるファースト・レスポンダーたち、僕らは君らみんなに思いをはせている。愛と共に、僕らはこれら困難な時期を乗り越えることができる」

容疑者は2件の暴行および4件の年配者もしくは障害を持つ大人への犯罪行為で起訴されている。

デフ・レパードは3月12日、フロリダ州ハリウッドでモトリー・クルーとの公演を開き、アレンはその後、フォートローダーデール市にあるホテルに宿泊していた。デフ・レパードは今後、5月19日に新作『Drastic Symphonies』をリリースし、翌日、故郷・英国シェフィールドにあるレコード店でサイン会を開いた後、22日からモトリー・クルーとのヨーロッパ・ツアーをスタートする。


Ako Suzuki
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