【インタビュー】前田紘利TJ、女性目線で描く切ない恋物語「砂時計」のキーワードは「泣き顔で笑った」
■「砂時計」のアナザーストーリーを
■期待していてください
──「砂時計」のMVを観て、“この曲をカラオケで歌いたい”と思った人に何かアドバイスはありますか?
TJ:生音感のある仕上がりは、“そのままを届けたい”というテーマがあったからなんです。だから、歌う際もピッチをそんなに気にしないでいただきたいですね。
──なるほど。
TJ:歌の上手い人は世の中にたくさんいて、そういうみなさんには僕も敵わないんですよ。だからこの曲も、心の中にあるものを全部吐き出すくらいの気持ちで歌ったほうがいい。失恋したのならば、今感じている感情のまま歌っていただきたいですし、過去の体験を思い出したら、その気持ちのまま歌っていただきたい。歌うことで気持ちが晴れたり、前向きになるような曲になっていたら、僕としてはすごく嬉しいですね。
──TJさんはNE-YOとかの曲を歌った動画をSNSに投稿することがありますが、カラオケではどんな曲を歌うんですか?
TJ:最近、歌謡曲も好きになったんですけど、もともとは洋楽が多かったです。大好きなマイケル・ジャクソンの曲とか。マイケル・ジャクソンの曲を歌ったら…歌うっていうか踊ります。“カラオケに行く”っていうか“踊りに行く”みたいなところもありますね。もしかしたら、一緒に行っている人にうざがられているかもしれないですけど(笑)。
──今年に入ってから2曲のリリースが続きましたが、この先の活動に関しては、既に見えていることは何かあるんでしょうか?
TJ:今回の「砂時計」は、実はこれで完結ではないんです。アナザーストーリーを考えておりまして。どういう形でお届けするのがベストなのかは模索中なんですけど、それがどうなっていくのかを期待していてください。
──コロナ前は海外でのライブもしていましたし、またそういうオファーが来るかもしれないですね。
TJ:そうですね。海外でのライブもしたいです。
──配信で全世界の音楽が手軽に聴けるようになっていますから、海外からの予想外の反応が来ることもあるんじゃないですか?
TJ:『#LOVE』(2020年9月発表3rd EP)をリリースした後、「GIRL」という曲がタイのチャートの8位に入ったらしいんですよ。リリースして少し経ってからその話を聞いて驚きました。今後も予想外の反応があることも楽しみながら活動していきたいです。いつかタイにも行きたいですね。
──“行きたい”の“たい”と“タイ”を掛けました? 駄洒落でインタビューを締めくくっていいですか(笑)?
TJ:それは避け“たい”(笑)。
取材・文◎田中大
■デジタルシングル「砂時計」
https://linkco.re/82Chvyu8
1. 砂時計
2. 砂時計 (Instrumental)
※フジテレビ系岩手めんこいテレビ 音楽情報番組『BEATNIKS』2023年6月度オープニングテーマ
■<Philippines EXPO 2023>
出演時間:11:20〜11:35(予定)
featuring 野間一輝&前田峻利RJ
※観覧無料 (立ち見)
https://tiget.net/events/246805
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