【ライブレポート】FUNKY MONKEY BΛBY’S、<太陽の街ツアー>完走。ファンキー加藤3年ぶりのソロワンマンライブ決定

ツイート

FUNKY MONKEY BΛBY'Sが、全国ホールツアー<太陽の街ツアー>追加公演を9月16、17日の両日に東京・J:COMホール八王子で開催した。追加公演を含め全国12都市15公演を巡った“初めて”の夏ツアーを見事完走した。ここでは、イベントのオフィシャルレポートをお届けする。

◆ライブ画像

ツアースタート前に「今までのツアーは秋や冬が多く、夏のツアーは初めてですが、全国各地万全の状態でぶつかっていきたい」とメンバーが語っていた今回の<太陽の街ツアー>。夏という要素に加えて、観客席からの声出しが解禁となり各会場満員のファンの歓声が加わることにより再始動後、“初めて”本当の意味でファンモンのライブが完成した。とメンバーのファンキー加藤、モン吉はもちろんBABYS(ファンの呼称)も口々に言われた本ツアー。そんなツアーの追加公演はツアーのスタートの地でもあり彼らの地元“太陽の街”八王子にて開催された。

開演10分前にはすでに会場内の気温が熱気によりグングンと上昇。そんな中でスタートした追加公演。八王子音頭をミックスしたオープニングSEは、地元&ファイナル公演で流れる事でまた聴こえ方が違ってくる。1曲目の「乙Sound」の美しいイントロが流れると戦いの前のような静けさが、ほんの一瞬だけ会場を包み込む。しかし一気にテンポが上がり、ステージ左右からファンキー加藤とモン吉がそれぞれ飛び出してくるともう止まらない。アルバム「ファンキーモンキーベイビーズZ」でも1曲目に収録され、アルバムに勢いを与えるメロディーは、メンバーと同世代でもある40代のおっさんの加齢を巧みなワードチョイスでカラッと笑える歌に構成された「乙Sound」がツアーでもスタートからの盛り上げ役を担う。


最初のMCでは、「全国からお集まりのベイビーズ元気ですか?全国をめぐりめぐって15公演目ツアーファイナルへようこそ!」に続け、「俺たちが東京・八王子のFUNKY MONKEY BΛBY’Sだ!」と高らかに挨拶。そして、声出しが解禁という最高の空間を楽しむように、1階席、2階席、3階席と会場全体を巻き込みコール&レスポンスで会場を煽ると詰めかけた超満員のファンも大歓声で応える。

そこからは宣言通り「ALWAYS」「告白」「ヒーロー」「あとひとつ」という平成ファンモンの名曲たちに「ROUTE 16」「YOU」など再始動後に発売された令和ファンモンの楽曲を織り交ぜながら、観客席からの声とともに熱くて最幸な音楽を奏でていく。もちろんツアー初日の八王子公演だけで披露されていた「八王子純愛物語」もしっかりと歌唱された。


そしてツアーファイナルでは再始動後初めての歌唱楽曲を披露。カップリング曲ながら、その情景が甘く苦く思い浮かぶファンモンの隠れた“名曲”として人気の「夏の終わりに」のイントロがかかると場内からは悲鳴にも似た歓声があがり、まさに“夏の終わりに”素敵なサプライズとなった。

「諦めるにはもう遅いんだ」とファンキー加藤の絶叫後に歌唱した「荒野に咲く花」では、会場全体がひとつになったシンガロングが巻き起こる。これでもかというくらいの熱さと会場全体から分厚い声が幾重にも重なり全員の心のど真ん中に刺さっていく圧巻の光景が広がっていった。

そして迎えたアンコールでは、前回のツアー「YELL JAPAN」では叶わなかった、会場全員で再始動後の1曲目でもある「エール」の大合唱を行い、最後は「悲しみなんて笑い飛ばせ」でタオルが綺麗に宙に舞う。そして大歓声の中、「以上、ファンキーモンキーベイビーズでしたー!」といつもの言葉と笑顔とともに見事ツアーのゴールテープを切った。


なお、FUNKY MONKEY BΛBY'Sは、本ツアーのアンコールライブを9月30日と10月1日に沖縄・桜坂セントラルにて、12月3日には、2021年10月以来の2年ぶりとなる<WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY'S -2023 TOKYO->を東京・ガーデンシアター開催する。

さらに、ファンキー加藤はソロデビュー10周年を迎える2024年に、ソロとしては3年ぶりワンマンライブ<I LIVE YOU 2024 in 日比谷野外音楽堂>を、4月28日に開催することを発表した。

   ◆   ◆   ◆

■ファンキー加藤 コメント

これまで日本中の様々な大舞台に、マイク一本勝負で戦い抜いてきた<I LIVE YOU>が久々に開催されます。
今度のステージは、数々の伝説を生み出してきた音楽の聖地 “日比谷野音”。

ソロミュージシャン・ファンキー加藤としてデビューしてからの10年間はいったい何だったのか、その答えをファンの皆さんと共に見つけ、そして共に歌いたいと思います。

何よりもまずは心からの感謝と愛を。
きっと晴れ渡るであろう大空の下、君の笑顔を待っています。

   ◆   ◆   ◆

撮影◎Ayami Kawashima

<太陽の街ツアー -アンコールLIVE->

2023年9月30日(土)沖縄・桜坂セントラル
OPEN 16:30 / START 17:00

2023年10月1日(日)沖縄・桜坂セントラル
OPEN 15:30 / START 16:00

オールスタンディング ¥5,000(税込)
※4歳未満入場不可/4歳以上有料
※ドリンク代別

<WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY'S -2023 TOKYO->
2023年12月3日(日)東京・東京ガーデンシアター
OPEN 16:30 / START 17:30
¥9,800(税込)

<ファンキー加藤 ライブ、イベント出演情報>

ソロワンマンライブ<I LIVE YOU 2024 in 日比谷野外音楽堂>
2024年4月28日(日)東京・日比谷野外大音楽堂
https://funkykato.com/iliveyou_2024/

<阿蘇ビート2023>
2023年11月3日(金)
https://aso-beat.com

<八王子魂 Festival & Carnival 2023>
2023年11月12日(日)
https://www.8-dama.com/index2.html

この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス