FUNKY MONKEY BΛBY’S、全国ホールツアーのアンコール公演を沖縄で開催

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FUNKY MONKEY BΛBY’S(以下、ファンモン)が、全国ホールツアー<太陽の街ツアー>のアンコール公演を9月30日・10月1日の2デイズで開催した。

◆ライブ写真

<太陽の街ツアー>は3月29日にリリースした、再始動後初となるフルアルバム『ファンキーモンキーベイビーズZ』を引っ提げて行われたホールツアーで、9月16日・17日の東京・J:COMホール八王子でファイナル公演を迎えた。そこから<太陽の街ツアー -アンコールLIVE->として舞台をライブハウスに移し、上述のアンコール公演が行われた。

オーラスの場所として選んだのは、沖縄のライブハウス・桜坂セントラル。なぜこの場所なのか。それは15年も前に遡る因縁があった。


ファンモンが初めてツアーで沖縄を訪れたのが、15年前の桜坂セントラルだった。今回と同じくこの日もツアー最後の公演だったのだが、開演時間を過ぎ、お客さんが会場を満杯に埋め尽くしている中で、当時のマネージャーとモン吉、DJケミカルがステージに現れ中止を発表。

ライブ中止の理由はファンキー加藤の体調不良。身体の異変を感じたファンキー加藤の診断結果は肺血栓で、ドクターストップがかかったのだ。中止にしてしまった悔しさとお客さんに対しての申し訳なさもあり、同年の年末にリベンジライブを果たすも、今度はライブ中にDJケミカルの足に釘が刺さるというアクシデントに見舞われ、彼らにとっての鬼門となっていた。

その後、会場が大きくなるにつれてライブハウスツアーが行われなくなり、桜坂セントラルから遠ざかっていたのだが、再始動後の沖縄一発目のステージに桜坂セントラルが選ばれた。


ライブハウスはホールと違い、LEDビジョンの演出も無い、まさに“人対人”の真剣勝負。それをファンモンの原点だと言わんばかりに楽しそうにステージを縦横無尽に動き回るファンキー加藤とモン吉の二人。ホールツアーでの勢いをそのままライブハウスに持ち込んだパフォーマンスは、ファンモンを“ライブの人”だと認識させるに十分だった。

声出し解禁になり初めての新生ファンモンのステージは、ファンキー加藤とモン吉、そして観客の合唱が折り重なって作り上げられる。それはやはり、彼らのヒット曲の多さと、最新曲でも決して観客を置いていかない楽曲のポップさとクオリティーの高さ、二人のライブ力によるところが大きい。

「大阪や名古屋と違って、ワンマンライブとなるとよくて年に1回、2年に1回くらいしか沖縄に来ることが出来ないけど、未来への約束として、大合唱したいと思いますんで、良かったら声をひとつに合わせてください」と、会場中が歌い始めた「あとひとつ」の光景は、ファンにとっても、ファンモンの二人にとっても、この夏の忘れられない想い出となったことだろう。


なお、FUNKY MONKEY BΛBY'Sは12月3日に、2021年10月の武道館公演以来、2年ぶりとなる<WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY'S -2023 TOKYO->を東京・ガーデンシアターにて開催する。これは新旧の名曲たちが散りばめられた、ファンモンの歴史が詰め込まれたヒストリーライブとなる。

また、ファンキー加藤は2024年にソロデビュー10周年記念ワンマンライブ<I LIVE YOU 2024 in 日比谷野外音楽堂>を4月28日に開催する。ソロとしては3年ぶり、<I LIVE YOU>としては6年ぶりとなるファンキー加藤のソロワンマンだ。

<WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY'S -2023 TOKYO->

2023年12月3日(日)
東京・東京ガーデンシアター
OPEN 16:30 / START 17:30
¥9,800(税込)

ファンキー加藤 ソロワンマンライブ<I LIVE YOU 2024 in 日比谷野外音楽堂>

2024年4月28日(日)
東京・日比谷野外大音楽堂
詳細:https://funkykato.com/iliveyou_2024/

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