ベックとフー・ファイターズがBlind Dateに出演

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BeckFoo FightersはMiller Genuine Draft Blind Dateに参加、10月26日の夜にサンフランシスコのWarfieldでコンテストの当選者たちを前にしてライヴを行なった。Blind Dateの観衆はどのバンドが出演するか知らされておらず、当日ステージを見るまで分からない。そうした観客を前に、両者とも1時間ほどのコンサートを行なった。

まず、Foo Fightersが登場すると、“Monkey Wrench”“My Hero”といったヒット曲を披露し、ヴォーカルのDave Grohlは演奏中に観客の中へ入って一緒に時を過ごした。彼はステージに戻るとき聴衆に語りかけた。
「もうすこしでズボンが脱げるところだった……。なんか、こういうのもいいな」

また、Grohはイベントのスポーンサーをからかった。
「このビールはまずい……」
「冗談だよ。冗談。ギャラもらえなくなると困るから」

次にBeckが登場、キャリアを生かした多くの曲を披露して観衆の賞賛を浴びた。Tourdates.comのレポーターVictor Velaは次のように述べている。
「Beckはオープニングに誰もが馴染みのある曲“Loser”を演奏した。人々の絶叫と“I'm a loser baby, so why don't you kill me?(俺は負け犬さ、ベイビー、なぜ殺さないんだ?)”という歌声が会場いっぱいに響いた」

BeckとFoo Fightersはともに、10月28日と29日にサンフランシスコ南部のShoreline Amphitheaterで行なわれるNeil Youngのイベント、Bridge Benefitに出演するためにベイエイリアに滞在していた。

過去に行なわれたBlind DateのヘッドライナーにはSmashing PumpkinsMetallicaStone Temple PilotsBushなどがいる。

記:Neal Weiss、ロサンゼルス
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