エリック・クラプトン、ニューアルバム『Reptile』を亡くなったおじとおばに捧げる

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Eric Claptonは次期アルバム『Reptile』を彼のおじ、AdrianとおばのSylvia Clappに捧げる。ギターの伝説となった彼は、イングランドに住んでいた若い頃、この2人の親類にとても好意を寄せていた。

ライナーノートにはアルバム評に混じって、『Reptile』の制作を始めた2000年の春にAdrianが亡くなったというClaptonのメッセージが書かれている。
「おじさんはすばらしい人だった。とても才能があり、多方面にわたってクリエイティヴで、家族、そしてコミュニティの大切な一員だった」

Claptonは次のように続ける。
「小さい頃、僕はおじさんのことを兄だと思っていた。それで、結果的に彼は僕の世界観に驚くほど深く影響を与えたんだ……。今になってわかるんだど、その時期に、音楽や芸術、ファッション、車など……、そういうものの指向がほとんど形成されたんだと思う。そして、それはおじのAdrianとのすばらしい関係によって作られたんだ」

Claptonは祖父母に育てられ、ずっと彼らを両親だと思っていたが、10代になってはじめて真実を知らされた。Claptonはさらに「reptile」という単語は少年時代を過ごしたイングランドRipleyの家の「親愛の言葉」で、Adrianおじさんは「この世で最高のreptile」だったとも言う。アルバムの最後に収められているインストゥルメンタル“Son & Sylvia”は、Claptonが直接おじとおばに捧げた曲だ。

『Reptie』は、Billy Preston、Paul Carrack、Doyle Bramhall IIらのバンドの協力を得て昨年、ロサンゼルスでレコーディングされた。また、故Curtis Mayfieldを中心に結成されたヴォーカルグループ、Impressionsも数曲に参加している。

『Reptile』にはオリジナル曲をはじめ、James Taylorの“Don't Let Me Be Lonely Tonight”、Stevie Wonderの“I Ain't Gonna Stand For It”、J.J. Caleの“Travelin' Light”、Ray Charlesの“Come Back Baby”を含むカヴァーソングもいくつか収められている。

Claptonはヨーロッパでワールドツアーをスタート、春には北米に乗り込む予定。

Gary Graff、デトロイト
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