ヴァニラ・アイス、新アルバム『Bi-Polar』で復活

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'90年代初期のスーパースター、Vanilla Iceが先週米国発売された新アルバム『Bi-Polar』と共に帰ってきた。Iceが自らプロデュースを手がけた『Bi-Polar』には、Chuck D、La Tha Darkman、Insane Crown Posse、元SlipknotのJosh Brainardなどがゲスト参加し、ハードコア8曲、ヒップホップ17曲が収録されている。

LAUNCHとの最近のインタヴューで、Iceは音楽界への復活の理由について語っていた。

「音楽に戻ってきた理由は、まぁ、'98年の10月以来たくさんショウをやっただろ。'98年の10月っていうのは『Hard To Swallow』を出したときで、KornLimp Bizkit、Slipknotをやってるプロデューサーと作ったアルバムだ。彼の名前はRoss Robinson。Vanilla Iceのことを知ってる人や、前はどんなだったか、つまり'90年代初期のイメージとかを持ってる人たちの多くは、そのサウンドにビックリするだろうとは思ってた。で、それに対する反応やら、VH1のスペシャルなんかがすごく評判良かったりしたんで、“おい、もう1枚やろうぜ”って気になったんだ」

さらに彼はアルバムを『Bi-Polar』と名付けた非常に個人的な理由も教えてくれた。“Bi-Polar”とは “Bipolar Disorder”、つまり双極性障害という一種の躁鬱病を意味している。

「“Bipolar”っていうのにはいくつかの段階があるんだ。俺が知ってる限りではな。俺は、拘束衣を着せられるような、とんでもなく躁鬱な人間じゃない。理由もなく全財産をチャリティに寄付しちゃたりするような、そういうイカれた躁鬱病者じゃない。でも、若干はそういう部分が間違いなくある。それにH.A.D.D.(Hyperactive Attention Deficiency Disorder/注意欠陥多動性障害)もある。それ抑える薬とかはあるが、俺は神が人間をそういうふうに作ったのには理由があると思うし、自分自身をそのまま出していきたいんだ。アインシュタインもそうだったけど、彼がしたことを考えてみろよ。だから、まあ、これが俺なんだし、今やっていることが俺が存在してる理由なんだ。望むべくはみんながそれを楽しんでくれることだね」

Yves Salomon, New York LAUNCH.com
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