ポール・マッカートニー、亡き妻リンダのバンド活動について語る

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4月1日(月)夜、オークランドでDriving USAツアーをスタートしたPaul McCartneyはそのままツアーを続行し、3日(水)にはカリフォルニア州サンホセのCompaq Centerでコンサートを行なう。これは元BeatleのMcCartneyにとって、彼の亡き妻Lindaがバンドを抜けて以来、初のソロ・ツアーとなる。Lindaは長期にわたる乳癌との闘いの末、'99年4月に死去した。

LindaはWingsのメンバーで、その後McCartneyのソロ・バンドに在籍していたが、そのことが物議を呼び、しばしば非難されていた。McCartneyは彼女にネガティヴなコメントを吐いた人々に対して、未だに恨みが残っているとLAUNCHに語る。「彼女を批判するのは卑劣な手だ。本当にくだらないよ。彼女がJohn(Lennon)や、George(Harrison)、Ringo(Starr)の代わりになっていたからね。それに、ミュージシャンとして学習の途中だったし、彼女がそういった人たちと比べものにならないのは誰の目にも明らかだった。他にも、分かってると思うけど、こういったことが起きたときはまだ、“ガールパワー”時代の前だった。女性がバンドの中でそれほど重要な位置を占めることはあまりなかったんだ。だから、すごく勇気が必要だったよ」

McCartneyのDriving USAツアーは5月17日、フロリダ州フォートローダーデルで最終日を迎える。彼はその後、6月3日にロンドンのバッキンガム宮殿でQueen Elizabeth IIのJubileeコンサートを行なう予定。

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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