ポール・マッカートニー、バリの爆弾事件の被害者を悼んで、オーストラリアのショウをキャンセル

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ポール・マッカートニー、バリの爆弾事件の被害者を悼んで、オーストラリアのショウをキャンセルPaul McCartneyは、先日Baliで起こったテロ攻撃で大勢のオーストラリア国民が亡くなったことに配慮し、オーストラリアでのコンサートをキャンセルすることにした。11月23日に予定されていたメルボルンのDocklands Stadiumでのショウは、今回のワールド・ツアーの最終日になるはずだった。しかし、今回の惨事の後にそれを行なうのは相応しくないと感じたと、元Beatlesの彼はキャンセルを伝える声明の中で語っている。

「オーストラリアを深く愛する多くの人たちと同様、私もBaliで先日起こった恐ろしい事件にショックを受け、悲しみにくれました。あの惨事の影響を受けた全ての人々に同情します」とMcCatneyは述べている。「愛する人を失った、もしくは傷つけられた家族のことを尊重すると、いまはロック・コンサートを行なう時期ではないと思い、メルボルンで予定されていたコンサートを延期することにしました。いずれまたショウができることを望んでいますが、私の思い、そしてツアーに参加する私たち全員が、いまはあなた達とともに悲しんでいます」

3万枚ほど売れたといわれるコンサートのチケットは、現在プロモーター側から払い戻しされている。

McCartneyとバンドは、10月29日(火)にフェニックスのThe America West Arenaで『Back In The U.S.』ツアーの最終日を迎え、11月2日(土)にはメキシコ・シティに移り、その後日本でショウを行なう。

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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