コートニー・ラブの予備審問、昨年に引き続きまたまた延期

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'94年に亡くなったロックバンド、ニルヴァーナのボーカリスト、カート・コバーンの未亡人であり、歌手・女優のコートニー・ラブ(39)の予備審問が、昨年に引き続き延期されたとAP通信は伝えている。

彼女は、昨年10月初め、元ボーイフレンド宅に窓を割って侵入しようとして逮捕された。その後、薬物の過剰摂取のため入院、保護観察処分を受けていた。しかし、その後、2つの鎮静剤を含む薬物(ちゃんと使えば薬になるが、過剰摂取するとトリップするようなもの)を不法に所持していたことで起訴されていた。2003年12月11日の予定から延期されて設定された1月27日裁判所に現れたコートニーだったが、8分間という短い裁判官との会見ののち、予備審問が2月11日に延期されたことが発表された。延期の理由はさらなる調査が必要なため」という。起訴事実に対して無罪を主張しているコートニーだが、裁判所を立ち去る前に、詰め掛けたパパラッチたちに対し、ソロアルバムのツアーを計画中だと語った。

この薬物過剰摂取の件で、亡夫カート・コバーンとの間にできた11歳の娘の養育権を失っているコートニー。その裁判所決定を覆すためにも、きちんと仕事ができる状態であるということを示したいところだろう。2002年5月に活動停止が発表された彼女の所属バンドHoleを離れて、ソロデビューとなるアルバム『America's Sweetheart』は2月10日にヴァージン・アメリカよりリリースされる。

Aki Kayamoto, NY

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