メガデス、大学銃乱射事件に怒り

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数年前に世界を震撼させた大事件、米コロンバイン高校銃乱射事件と並ぶ銃乱射事件が、先月カナダのドーソンカレッジで発生し、複数の死傷者を出す惨事となった。犯人はゲームや音楽に熱中していたが、中でもメガデスが気に入っていたらしく、ChartAttack.comによると、彼は自身のブログで「A Tout Le Monde」が襲撃に駆り立てたと書いているという。

先週カナダで公演したメガデスはこうした楽曲と事件の関連性について非難、デイヴ・ムスティン(Vo)は「怖ろしいことだ……彼のしたことは間違っている」と憤りを表した。彼はCBSのインタヴューで「この曲を利用したことが腹立たしい……美しい歌を醜く汚れたものにした」と話し、同曲は死んだ者を追悼する共に、傷ついた者を癒すためのものであることを訴えた。

「A Tout Le Monde」は亡くなった母を思って書いた曲。米同時多発テロの犠牲者にも捧げられている。カナダのフランス語圏では特に人気がある。

メガデスは最新作『ユナイテッド・アボミネイションズ』を完成させた。来月には大型メタルフェス<LOUD PARK>(11/14~17開催)に出演する予定だ。また、10/13にクラブチッタ川崎で、10/17にはZepp Nagoyaで単独公演が決まっている。

T.Kimura
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