正直に生きているからこそカッコ良い。上木彩矢インタヴュー

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DEBUT SINGLE


「Communication Break」

2006年3月15日発売
GZCA-4058 \1,260(tax in)

1. Communication Break
2. HAPPY GO LUCKY
3. CRAZY(LIVE VER.)
4. Communication Break(Instrumental)


MOVIE


メッセージ映像

【四文字熟語で心理テスト】

BARKS恒例の【四文字熟語で心理テスト】。今回は上木彩矢にQQQのQしてみました。まだこのテストを知らない人は、一緒にテストしてみては? ということで、四文字熟語を二つ、頭の中でイメージしてください。頭に浮かんだ一つ目が人生観、二つ目が恋愛観、だそうですが…。
「悪戦苦闘と自問自答。悪戦苦闘は、昔、書道でそれを書かされて、四文字熟語っていったらそれがまず思い浮かんで。その後に自問自答なんですけど…。人生観が悪戦苦闘ってどうなんですか(笑)。そして自問自答の恋愛って…。いつか“当たってるな”って思うときが来るんですかね(笑)」
――とても基本的な質問なんですが、なぜ“歌おう”と思ったのか、と。

上木:なんとなく、ノリですね。(歌手に)なりたいと思ったのは、すごい小っちゃいときだったと思うんですけど。本気でやろうと思ったのは中学ぐらいのときで。

――小っちゃい頃からよく歌ってる子供でした?

上木:まさに。もう、勝手に作っちゃう系(笑)で、適当な感じでよく歌ってました。

――中学でバンドを始めたそうですが、そのときには将来はプロになりたいっていう目標がありました?

上木:最初はなかったですね。でも、いつの間にか自然とそういう状況になったんですよね。

――自然となりますか?

上木:流れというか…いつの間にか。

――バンドのメンバー集めは?

上木:お遊びだったので、友達同士とかで…普通に。「お前曲作れよ」「お前ギター弾けよ」「じゃぁ私歌うね」みたいな。

――いきなりオリジナル!?

上木:そうです。

――ちなみにどんなの?

上木:かなりJ-POP(笑)。今とはかなりかけ離れてますね。

――北海道出身だそうですけど、今、しばらくしゃべってて、かなり関西なまりが入ってますよね。

上木:大阪に住んで2年ぐらい経つんでね、出てき始めましたね。影響されやすいタイプなので(笑)。周りが濃いぃので、うつらないほうがおかしいです(笑)。

ナメて入ってきてる分、
頭を後ろから殴られた気分になるときはありますよ

――音楽活動をする上で、壁にぶち当たったこととかあります?

上木:そんなのしょっちゅうですよ、ぶっちゃけ。小さいことから大きいことまで、言い出したら止まらない(笑)。

――たとえば?

上木:思ってるものがなかなか出来上がらないときとか。

――それはモノを作る上では致し方ないことでもありますからね。それ以前の、「バンドなんかやってないで勉強しなさい」的なものとかはなかったんですか?

上木:それはないですね。だから逆に、もっと勉強したかったかも。

――だと、ここまで来るのにガムシャラに突き進んで踏ん張ってきました、という感じはない?

上木:ここまでフワフワフワ~っと来てしまった分、頭を後ろからバットで殴られた気分になるときはありますよ。ナメて入ってきてるんで(笑)。現実を突きつけられると「わぁ、しんどっ!」って思いますし、そういうときは踏ん張ります。

あぁ、あたし性格キッツイなぁ(笑)

――なるほど。で、「自分の性格を考えるとロックしかないと思った」と資料に書いてあったんですが。

上木:今、話してて思いません?(笑)

――ね。

上木:J-POPも好きだし他のジャンルもいいし、ロックが全てだ!とも思わないです。でもたぶん、私こんな性格だし、キレやすいし、短気だし。「おはようございます☆上木彩矢です」みたいなコトできないし。自分を飾らないで地を出すならロックしかないと思うんですよ。あとは、ロックが好きだからっていうことなんですけど。

――上木さんが考えるロックとは?

上木:間違ってることは間違ってるとストレートに言える。駆け引きじゃなくて、嘘がないもの。納得がいかないものは納得がいかない、とか……あぁ、あたし性格キッツイなぁ(笑)。思いっきりB型だし、嫌われるんですよねぇ。好きって言ってくれる人も多いんですけど、すっごい嫌いっていう人もいるんで。中間層がいないんですよね。みんなに好かれるほうがいいでしょうからねぇ。でも無理だし…(笑)。

――でも、「Communication Break」のカップリング曲「HAPPYGO LUCKY」のフェイクにが入ってたりして、その可愛らしいニュアンスがこの2曲のヴォーカルの違いをとても際立たせていますよね。

上木:可愛い感じのはあまり得意ではないんですけどね。「なんか淋しいから入れようか」って言って、スタジオでいろいろ入れていくうちに「イイじゃん!」ってなって。

――“こんな可愛い部分もあるんだぁ”っていう、ギャップがイイですよ。

上木:うっそぉ~! 良かったぁ

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