「Finale」のライト版、楽譜作成ソフト「PrintMusic 2010」が登場

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イーフロンティアは、楽譜作成ツール「PrintMusic 2010」を3月12日より発売する。パッケージには通常版のほか、解説本付き、アカデミック版、5ライセンスパック、ダウンロード版が用意され、同時に発売開始する。

「PrintMusic」は世界で最も支持されている楽譜作成ソフト「Finale」のライトバージョン。これからパソコンで楽譜作成を始めようとする人に最適なソフトウェアで、カンタンに、そして手軽に楽譜作成を楽しめるようになっている。

最新版の「PrintMusic 2010」は多彩な音符入力方法をサポート。調号・音部記号・レイアウトなどさまざまな項目の編集、市販品と同等の美しい楽譜、作成した楽譜をいきいきと再現するHumanPlaybackによる楽譜再生などの機能を搭載。初めてパソコンでの楽譜作成に挑戦される人はもちろん、メモ感覚でフレーズを楽譜に残したり、音で確認しながら編曲のアイディアを発展させたりと、さまざまな場面で活用できるのがウリだ。

音符入力方法としては、マウスクリック、ステップ入力、MIDIキーボードを使った高速ステップ入力、リアルタイム入力、マイク入力など、多彩な方法を用意する。メモ感覚でフレーズを楽譜にできるのもポイント。パート譜からオーケストラ譜まで、最大24パートの楽譜に対応する。

パソコンだけで高品質な再生が可能なSmartMusicソフトウェアシンセサイザー搭載も注目だ。より人間らしい演奏を再現する「HumanPlayback」機能を使用すれば、楽譜上の音楽記号を感知して微妙なニュアンスの表現も可能だ。もちろん、WAV書き出しも可能なので、音楽CDの作成や、MP3に変換してiPodで聞く、インターネットに公開するといった使い方にも対応できる。

新機能ではパーカッション入力機能が目玉。パーカッション譜表の表記、そしてプレイバックも簡単に設定・入力可能だ。また、符頭をドラッグすると、各ピッチに割り当てられている打楽器名を表示。ハイハットは×印の符頭で表示されるなど、楽器に適した符頭キャラクタが選択されている。再生時に音色の設定が不要なのも便利なところだ。このほか、リハーサルマークの自動化、コード入力機能の向上、スキャン入力の機能向上など、多くの面でパワーアップが図られている。

パッケージのインストールCD-ROMはWindows/Macのハイブリッド対応。通常版のほか、解説本付きパッケージも用意される。アカデミック版や5ライセンスパック(下記リンク参照)もラインナップされるので、教育機関での導入も容易だろう。

<動作環境>
対応OS:Windows 7/Vista/XP(64-bit互換)※Windows 2000/Me以前のOSは不可、Mac OS X 10.4 / 10.5 / 10.6(Intel/PowerPC)
CPU:Pentium 4以上のCPUを搭載したコンピュータ、PowerPC G4(1GHz)/ Intel Core Duo 以上のCPUを搭載したMacintosh
メモリ:512MB以上
ハードディスク:350MB以上の空き容量
モニタ:1024×768ピクセル以上
サウンドカード:各OSで使用可能なサウンドカード
その他:CD-ROMドライブ(インストール時に必要)、インターネット環境(ユーザー登録時に必要)
オプション:MIDIインターフェイス、MIDI入力/出力機器(キーボード、音源など)、プリンタ、スキャナ、マイク

◆PrintMusic 2010
価格:14,700円
発売日:2010年3月12日
◆PrintMusic 2010 解説本付き
価格:16,380円
発売日:2010年3月12日

◆PrintMusic 2010 製品詳細ページ
◆Aイーフロンティア

◆BARKS 楽器チャンネル
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