ボブ・ディランの自伝がついに登場

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8月24日付のロイター通信などによると、数年前から計画されていたロックの伝説、ボブ・ディランの自伝が、今年秋に米国で出版されることが決まった。出版元のSimon&Schusterが8月23日に発表した。自伝は全3巻で、1巻目の『Chronicles: Volume One』は10月12日に発売される。

この回想録について出版元は「美しく書かれた比類のない傑作」とロイターに語っている。ディランは以前、米雑誌『TIME』のインタヴューで、自伝の執筆にあたって「自分の人生の出来事を思い出すのに他人の記憶を頼らなければならなかった」と語っていた。また、回想録は「全てのもの事を新しい視点で見ている」と米音楽メディアのLAUNCH.comが伝えた。

この自伝に伴ってディランのほとんど全ての楽曲を収めた歌詞集『Lyrics: 1962-2001』最新版が同時期に発売される予定。

彼は以前に散文詩集『Tarantula』を発表している。

T.Kimura
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