R.ケリーがジェイ・Zにツアー中止の損害賠償を請求

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ジェイ・ZとR.ケリーによる合同ツアー『Best Of Both World』のツアー中止に関して、R.ケリーがジェイ・Z側に7,500万ドル(約80億円)の損害賠償を求める訴訟を起こしたと、ロイター通信が報じている。

すでに報じられている通り、先週10月30日に行なわれたニューヨーク、マジソン・スクウェア・ガーデンでの公演で、R.ケリーが銃を持った観客を見たとの理由でステージを中断した後に、ジェイ・Zの側近がR.ケリーと彼のボディガードに催涙ガスを発射したとR.ケリー側は主張。ツアーの残り日程全てが中止になったことで、ツアー中止に対する補償として1,500万ドル(約16億円)、さらに暴行を受けたことへの賠償として6,000万ドル(約64億円)、合計7,500万ドル(約80億円)を損害賠償として請求する訴訟をマンハッタンの州最高裁判所へ提出した。

訴状の中で、R.ケリー側は「歴史的かつ高い期待を背負っていたツアーが悪夢に変わった。それは悪意と嫉妬によってもたらされたものだ」とし、ジェイ・Z側が「自分(R.ケリー)をツアーから外すことを目的に、暴力行為が行なわれた」と主張している。

なお、ジェイ・Zは翌10月31日のマジソン・スクウェア・ガーデン2日目の公演をR.ケリーなしで、一人で開催した。

K.Omae, LA
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