初代アメリカン・アイドル、ケリー・クラークソン 注目の2ndアルバム『ブレイクアウェイ』が登場!

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──シングル「ブレイクアウェイ」はアヴリル・ラヴィーンが作曲者にクレジットされていることでも注目を浴びましたね。彼女とこの曲について話し合ったりしましたか?

ケリー:いやあ、実際一緒にスタジオに入ったりしたわけじゃないのよ。親密な関係ではないけど、以前に何度か話をしたことはあるわ。彼女はほんとクールな女の子ね。曲を書くのもうまいし、すごく魅かれるものがある。この曲は彼女が自分のアルバムのために書いたんだけど、こういうロック・バラードものはアルバムに合わないと思ったらしくて、放り出されたみたいになってたの。それが映画『プリティ・プリンセス2』のサントラに使われる運びになって、さあ誰に歌ってもらおう?ってことで、私に白羽の矢が当たったわけ。光栄なことよね。「ミス・インディペンデント」もクリスティーナ・アギレラが書いたものだったし、そういう意味でいろんなアーティストとコラボレートできるなんてイカシてるわ。

──新作では元エヴァネッセンスのベン・ムーディやシャンタール・クレヴィアジック&レイン・メイダ夫妻といった、アヴリルのアルバムでも曲を書いている人たちも多く参加していますが、一口にロック・アルバムといっても趣がずいぶん異なりますね。

ケリー:私たちにはものすごーく大きな違いがあるものね(笑)。私は彼女のファンでアルバムもよく聴いてるけど、彼女の音楽はずっとパンク寄りでエッジーなロックよね。私の作品はもっとロック・ポップっていうのかな。彼女が手放した「ブレイクアウェイ」を私が歌ったことでもわかるとおり、歌い上げるバラードが得意なの。だからこそ意外なコラボレーションが実現したんだと思うわ。

──アルバムを「過去を断ち切る」という意味もある『ブレイクアウェイ』というタイトルにしたのはどうしてですか。

ケリー:1stアルバムとこの新作を聴き比べたら、すっごく違うってわかるはずよ。自分が今までとは全然違う場所にいるんだって気がしてる。サウンドだけじゃなく、歌詞やその他いろんな面でもこの2年でガラリと変わったんだってことをハッキリ示したかったの。

──何が大きな変化をもたらしたんでしょう。よりロックな方向に進んだのにはどんな理由があったんですか?

ケリー:自分が自分らしくいられる本来の姿に気づいたっていうのかな。最初は別にどういう方向っていうのもなくて、とにかくスタジオに入っていろんな曲をやってみたの。ヒップホップもあったし、R&Bもあったし、その中にロックもあったんだけど、最終的にロックの曲が他のどのタイプの曲より光ってた。それに、ロックは“我が家”っていうか、私にとってすごくなじみの深いジャンルなのよね。私のライヴを見たことがある人は、みんな口を揃えて「想像してたのと全然違う」って言ってたもの。なにしろ、ステージの私って火がついたみたいに燃えて裸足で駆け回ってるんだから(笑) 。サウンドだってものすごくヘヴィだったし。だから、ロックの方向で行くって決めたとき、誰ひとり異議を唱える人はいなかったわ。これが私にとってはすごく自然な形に思えるのよ。だからこそ、自分の心と魂を込めて書いた歌詞が歌えるの。

──マイナー・コードでやや暗めのサウンドの歌が増えましたね。ここ2年のあなたの人生は成功の喜びに満ちているんじゃないかと思っていたから、意外な気もしました。

ケリー:そうね。でも、たとえば「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」は失恋の歌だけど、だからって悲しい歌じゃない。これは、失恋したおかげでもっとハッピーになれた、いろんなことがずっと素晴らしくなったって歌ってるのよ。だから、すべてが真っ暗ってわけじゃないわ(笑)。だけど、全部が全部ハッピーですべてがクールってアルバムじゃなくたって、いいわけじゃない? 正直言うと、この2、3年の私の人生ってまさにそんな感じだったのよね。キャリアの面ではすべてがうまくいってハッピーではあったけど、私の人生の何もかもがひっくり返っちゃったみたいになって、いろんな意味で上がったり下がったりしっぱなしで、そりゃ大変だったのよ。よくわからないけど、何もかもあふれ出しちゃったみたいになって、それでロックっぽくなり、ちょっと暗い面も出てきたのかな。このアルバムは過去2年間の日記みたいなものね。聴いてみたら仕事面、私生活面でのいろんな人間関係のことがよくわかると思うわよ。

──忙しいスケジュールの中でいい人間関係を保つのって難しいことでしょう?

ケリー:いい人間関係を保つのは誰にとってもすっごく難しいわよ!(笑) そうね、たしかに私にとってはもっと大変。常に公衆の目にさらされてるから、やたらな人とつき合うわけにいかない。ファンとつき合えばこの業界を垣間見るだけでのぼせ上がっちゃうし、この業界の人が相手だとお互いに競争心を持っちゃうし、忙しくてデートする時間もないからつき合う意味がないのよね。ほんと、人間関係ってなんだか悪循環みたい。でも、運良く私は22歳だから、まだそんなシリアスな人間関係に悩まなくたっていいのよ!(笑)

取材・文●沼崎敦子



『ブレイクアウェイ』

BMGファンハウス

BVCP-24059 \2,200(tax in)

1. ブレイクアウェイ
2. シンス・ユー・ビーン・ゴーン
3. ビハインド・ジーズ・ヘイゼル・アイズ
4. ビコーズ・オブ・ユー
5. ゴーン
6. アディクテッド
7. ホエア・イズ・ユア・ハート
8. ウォーク・アウェイ
9. ユー・ファウンド・ミー
10 アイ・ヘイト・マイセルフ・フォー・ルージング・ユー
11 ヒア・ミー
12 ビューティフル・ディザスター(ライブ)
13 ミス・インディペンデント(AOL・ライブ)
14 シンス・ユー・ビーン・ゴーン(AOL・ライブ)




「ブレイクアウェイ」ミュージック・ビデオはこちら



「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」ミュージック・ビデオはこちら




オリジナル・ノート「ゆめかきちょう」を5名様にプレゼント!応募締め切り:2005年3月31日)








●ケリー・クラークソン オフィシャル・サイト(BMGファンハウス)

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