マライア・キャリー、待望の新作とプロモーション来日イベントレポ!

ポスト
マライア・キャリー待望の新作『MIMI』がリリースされた。ジャーメイン・デュプリ、ザ・ネプチューンズ、カニエ・ウェストらを制作陣に迎え、スヌープ・ドッグ、ネリー、トゥイスタら豪華ゲストの参加した意欲作。そんな中、待望のプロモーション来日を果たし、六本木ヒルズアリーナでファンやマスコミを招きスペシャル・イベントを開催した。その模様をお届け!

     *       *       *

ニュー・アルバム『MIMI』の雰囲気に合わせて作られたファンシーなステージ・セットのトップに建てられたドアから、黒いスーツの2人の男性にエスコートされる形で、マライアが遂に登場! すると、抽選で当選して会場にかけつけた熱心なファンは、待ち時間(寒空の中約50分)のこともすっかり忘れてマライアに夢中。それには赤いロングドレスを身にまとったマライア上機嫌。最新シングルにもなった一曲目の「イッツ・ライク・ザット」を披露する間中も終始笑顔で、ファンに手を振り続けていた。

そしてMCに入ると、「マライア~」「ミミ~」の熱い歓声が方々から飛び交う中、マライアは「日本語はあまり知らないんだけど、これだけは自信持って言えるわ」と言って「アイシテマス!」と返答。これにはファンも大喜びだった。そして、マライアは2曲目である新作からのバラード「ウィ・ビロング・トゥゲザー」を披露。男性ダンサーが多数登場した前の曲と一転、こちらは女性コーラスとマライアだけで聴かせる演出を披露。そして、ショウは短いながらも、これで幕を閉じた。

……と、“ファンとの交遊会”という意味ではこれで良かったが、正直なところ、2曲という短い曲数と、バックバンドもいない中でのイベントで、銘打たれているところの“声の復活”までを判断するのは難しい。それを証明するためにも、是非とも早いうちに来日公演を実現させて、その実力を思い存分発揮してほしいところである。

取材・文●沢田太陽
写真●Yuki Kuroyanagi

『MIMI』CDレヴューはこちら
https://www.barks.jp/cdreview/?id=1000003892

※イベントに先立って行なわれた共同インタヴューとイベントの模様の映像は近日公開予定です!

マライア・キャリー 合同インタヴュー&スペシャル・イベント映像
https://www.barks.jp/watch/?id=1000004068
この記事をポスト

この記事の関連情報