ローリング・ストーンズ「これが最後のツアーじゃない」

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新たな世界ツアーの日程を発表したローリング・ストーンズ。ツアーが行なわれるたびに「これが最後」との噂が流れるが、ミック・ジャガーはこれを否定している。成り行き任せらしいが、まだ最後のツアーにするつもりはないらしい。

ストーンズは5月10日(火)、NYのジュリアード・ミュージック・スクールで記者会見を開き、8月から北米ツアーをスタートした後、南米、アジアを回り、来年の夏にはUK/ヨーロッパで公演を行なうと発表した。

昨年、ドラムのチャーリー・ワッツが咽頭ガンを患ったため、いよいよ今回のツアーが最後かともと言われていたが、ジャガーは記者会見の席でこう話している。「これを最後のツアーにしようとは計画していない。それに、そんなことを発表するつもりはない。“もう、これで終わりだ”って言うのは、みんなにチケットを買わせようとする策略だと思うね。俺たちは、どのツアーも成り行きに任せてる」

ストーンズは現在、ニュー・アルバムのレコーディング中。ジャガーは「85%完成した」と話している。キース・リチャーズは、ツアーでは、これまでのヒット曲、新曲、ブルース、他のアーティストのカヴァーなどをミックスしてプレイすると語った。

記者会見ではミニ・コンサートも開かれ、リポーターを前に「Start Me Up」や「Brown Sugar」新曲「Oh No Not You Again」がパフォーマンスされたという。

Ako Suzuki, London
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