自分たちに自信を与えた楽曲「真面目過ぎる君へ」 INTERVIEW

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――振り返ると、去年は大変なハード・スケジュールでした。「ツバサ」の大ヒットが起爆剤になって、NYでライヴをやったり、秋の“学園祭キング”になったり。

谷口奈穂子

谷口奈穂子(Dr):ライヴは多かったですね。学園祭の頃には、1ヵ月以上ず~っとライヴをやってたんで、それが終わって制作に入ったときの落差がすごかった。今はまた、次のツアーへ向けてテンションを上げられるか、ちょっと心配なんですけど。

 

――ということは、最近はライヴ→制作→ライヴ、というサイクルが出来上がっている?

谷口奈穂子

谷口:そうですね。その両方が好きなバンドなんです。だから、どちらもいいテンションに持っていけるように頑張ってます。

 

――大晦日には、地元・大阪でカウントダウン・ライヴもやりましたね。

真戸原直人

真戸原直人(Vo&G):去年は1年間とおして、アンダーグラフがすごく成長した実感があったので、いいタイミングで帰れましたね。“僕らはずっとやっていきます”という、決意表明的なライヴだったと思います。

 

――そしてニューシングルは、インディーズ時代の代表曲「真面目過ぎる君へ」のリメイクで。この流れは意味が深いですね。

真戸原直人

真戸原:改めて“アンダーグラフの本質から発信するものは何だろう?”という話をメンバーとしたんですね。ステージという高い場所にいたり、テレビに出たりして、僕らとの距離を遠く感じてる人もいるかもしれないけど、聴く人のすぐ手の届くところに僕らはいたいし、そういう曲を出すべきじゃないかなという話を。じゃあもう一回立ち返ってみようかという、そういう思いになりました。

 阿佐亮介

阿佐亮介(G):逆に、この曲に頼ることでインディーズの気持ちに戻ってしまうんじゃないか?という恐れもあったんだけど、そういうことにも、僕らは気持ち的に勝たないといけない。インディーズの曲を、今の立ち位置でどれだけ表現できるか。

 

――どうですか、新しいヴァージョンは?

谷口奈穂子

谷口:同じ曲なんですけど、月日が経つことで、経験してきたことも違うし、出会ってきた人たちも違う。自分の中で確実に変化があって、“今”を表せるものができたと思います。

 中原一真

中原一真(B):インディーズで出した時からすごい好きな曲やったし、それをもっといろんな人たちに聴いてもらえる状況ができたのがすごく嬉しいです。ほんまに、もっと聴いてほしいと思ってたから。

 

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