エルトン、ダイアナ妃コンサートで封印されたあの名曲を

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エルトン・ジョンは、もしウィリアム&ハリー皇太子が望むなら、来年行なわれるダイアナ妃追悼コンサートで「Candle In The Wind」をパフォーマンスするつもりだと話した。エルトンは、ダイアナ妃の葬儀で同トラックをパフォーマンス後、もう2度と歌うつもりはないと宣言していた。

'73年に作られた「Candle In The Wind」のオリジナルの歌詞には、マリリン・モンローの本名ノーマ・ジーンが織り込まれていたが、ダイアナ妃に捧げられた'97年ヴァージョンではモンローの代わりにダイアナ妃について言及している。シングル・カットされた同曲は、UKやアメリカでNo.1を獲得。世界中で3,300万枚を売れるヒットとなったが、ライブ・パフォーマンスされたのはダイアナ妃の葬儀でのみ。エルトンは「これ以上、公けの場でパフォーマンスするのは相応しくない」と話していた。

しかしながら、そのダイアナ妃を追悼して行なわれるコンサートとなれば別だ。エルトンは「もし皇太子が望むなら、歌う」と話した。「彼らに任せる。もし彼らが(曲をパフォーマンスするのが)相応しいと思うなら、僕は従うよ」

「Candle In The Wind 1997」は、'97年9月6日、ウエストミンスター寺院で行なわれたダイアナ妃の葬儀でパフォーマンスされ、英国民の涙を誘った。

Ako Suzuki, London
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