カラオケするならiPod! 気になる製品「iKaraoke」(3)

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■ これ、いいんじゃね?

というわけで、たどり着いた推測を元に、外部機器を挟んでiKaraokeを使ってみる。今回は内蔵のFMトランスミッターで、別途用意したラジカセのFMラジオに電波を飛ばす。早速iPodを再生すると、やはり音が小さい。というわけで、ここでラジカセのボリュームを上げてみた。

「…これだ!!」

普段CDを聴く時よりもボリュームを大きくして音を流すと、なかなかいい感じ! 確かにヴォーカルキャンセルの処理を行なっているので、音質は劣化しているが、それでも雰囲気は十分。マイクのリバーブもほどよくかかっており、まさしくカラオケ! ラジカセにヘッドフォンを挿して大音量で歌っていると、そこはまるでカラオケボックス。いや、自分だけのライヴステージが広がったかのようだ…(若干音がノイジーな気はするけど)。

ちなみに、手持ちの楽曲の中で、最も原曲の雰囲気を残したままヴォーカルが消えたのは矢沢永吉の曲。「黒く塗りつぶせ」「止まらないHa~Ha」「トラベリンバス」などなどヤザワの曲を熱唱していると、ロックスターになった気分になってくる。また、倖田來未や浜崎あゆみといったavex系の楽曲は、楽曲に様々な処理が行なわれているため、全体的に音が消えがちに(小さく)なるものの、それでも自分の歌に酔ってしまえば気にならないレベル。リア・ディゾンの「Softly」やU2「Vertigo」も比較的ちゃんとヴォーカルが消せた。

というわけで、このiKaraokeだが、正直な話、本体に直接ヘッドフォンを挿し込んで使えないのは×。ここはぜひ、ヘッドフォンでも十分な音圧を得られるよう改善してほしい。ただ、少し面倒だが、外部機器に接続したり、たとえばFMトランスミッターを使って車の中でカラオケを楽しむというのなら十分に使える製品。対応するiPodは、第4世代以降のiPodと、iPod nano、iPod mini。価格は、直販サイトで7,980円。1時間100円のカラオケボックス約80回分(ドリンク別)のこの製品を安いととるか、それとも高いととるか? ひとつ言えることは、このiKaraokeを使うと、自分の部屋がエブリディー・エブリナイト・フリータイム制のカラオケボックスと化してしまうだろう(でもドリンクは別料金)。

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