フォール・アウト・ボーイ、ウガンダへ

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フォール・アウト・ボーイが7月、アフリカの実情を知るためウガンダを訪れることになった。ベーシストのピート・ウェンツは、ウガンダの子供たちを教育面や経済面で支援するチャリティ団体Invisible Childrenが主催したイベントに参加するなど、アフリカへのサポートに熱心なようだ。

Invisible Childrenは週末(4月29日)、ウガンダの強制キャンプに暮らす難民の窮状を訴えるためアメリカ15都市で<Displace Me>というイベントを開いた。6万7,000人もの若者が集まり、ウェンツもその中の1人だったという。

彼はMTV.comにこう話している。「集まったみんなは、そこでひと晩過ごしたんだ。クラッカーひと袋と水のボトル1本だけ持ってね……。(ウガンダでの実情に)近づいたとは思わないけど、わかろうと努力したとは思うよ。俺たち、アフリカへ行かなきゃと思ったんだ。7月にウガンダへ行くつもりだよ。エキサイティングだ。でもちょっと怖い気もする。実際見てみるまで、ほんとのとこ理解できないんじゃないかと思ってるんだ」

ウェンツは、彼のウガンダ訪問がアフリカの問題への認識を高めるきっかけになればいいと話している。

ウェンツのシリアスな面がうかがえたニュースと同時に、彼の遊び心あふれるニュースも。

彼はニューヨークのイースト・ヴィレッジに新しいバーAngels And Kingsを開いた。『New York Post』紙によると、入場が厳しく気取った雰囲気のクラブにウンザリしていたウェンツは、ジム・クラス・ヒーローズのシンガー、トラヴィス・マッコイやYellow Feverのデザイナー、ジャミソン・アーネストらと一緒に「俺たちの“ルーザー”な友人がたむろできるような場所」を作ることにしたという。

彼は同紙にこう話している。「ダチを連れて行くとなると(有名なクラブは)ちょっと違うだろ……。ま、俺たち自身もそういう場に相応しいクールな人間じゃないのかもしれないけど。くつろげて、地のままでいられる場所が欲しかったんだ」

バーでは、ウェンツをはじめフォール・アウト・ボーイのメンバーにも会えるかもしれない。ウェンツは「俺は常連になって、アンブレラ・ドリンク(傘がささっているカクテル)でも飲んでるよ」と話している。

Ako Suzuki, London
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