英国の中高生、ボブ・ディランを勉強

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英国の中高生がボブ・ディランの歌詞を勉強することになった。英語(日本でいう国語)の授業で彼の作品が“詩”として登場するという。

『The Independent』紙によると、11~16歳の学生はディランの「I Dreamed I Saw St Augustine」「Three Angeles」「A Hard Rain's A-Gonna Fall」のリリックについて学ぶだけでなく、夢をテーマにディランからインスピレーションを受けたバラードを書くよう指導されるそうだ。

詩の授業を“退屈、興味が持てない”と感じているティーンエイジャーは少なくないはず。この世代がどれだけディランのことを知っているのかは不明だが、従来のものとは違うタイプの詩が取り上げられることで、授業がとっつき易いものになるかもしれない。そして、青春時代にディランを聴いていた世代の教師陣としてはいつも以上に熱が入ることだろう。

ディランの選択は、詩人や大学教授の間でも好評のようだ。英国の桂冠詩人アンドリュー・モートンは「画期的なアイディアだ。ディランは、素晴らしいメロディとユニークな言葉を見事に一体化している。とくに詩の授業は難しい、つまらない、無意味と考えている生徒の助けになるだろう」と話している。

ディラン自身も、満足しているはずだ。彼は「自分のことを第1に詩人、第2にミュージシャンと考えている」と話していたことがある。

ディラン・レッスンは来月からスタートする。

Ako Suzuki, London
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